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耐震強度偽装 きょう強制捜査 1都4県、約100カ所
耐震強度偽装問題で警視庁など合同捜査本部は二十日、建築基準法違反容疑で姉歯秀次元建築士(48)の事務所(千葉)などの強制捜査に乗り出す。捜索対象は一都四県の約百カ所にのぼり、捜査員約五百人を投入する異例の規模。告発物件には直接関与していないが、偽装疑惑を一年半放置していた民間確認検査機関「日本ERI」(東京)も対象に追加した。マンション購入者を被害者とした詐欺容疑の立件も目指す方針で、問題表面化から一カ月で刑事事件に発展する。
他の主な捜索対象は、告発物件すべてを検査した確認検査機関「イーホームズ」(同)、建築主の「ヒューザー」(同)と「シノケン」(福岡)、元請け設計会社の「木村建設」(熊本)と子会社「平成設計」(東京)、コンサルタント会社「総合経営研究所(総研)」(同)、施工会社「志多組」(宮崎)など。
国土交通省は今月五日、同法違反の罪で姉歯元建築士を告発。姉歯元建築士は平成十五年二月から十六年六月にかけて建築確認が行われた都内のマンション三棟とホテル一棟の構造計算で、地震で建物にかかる力の値を半分程度にして構造計算書を偽造。耐震強度が基準値の26−33%と、震度5強で倒壊の恐れがある物件を建設させた疑いが持たれている。
姉歯元建築士は産経新聞のインタビューに「木村建設の仕事が90%ぐらいを占めていた。元東京支店長から『鉄筋量を減らしてほしい。構造事務所は他にいくらでもある』と圧力を受けた」と証言。偽装はマンションとホテルの二ルートで組織的に行われた疑いが強い。
合同捜査本部は、一斉捜索での押収資料を分析する一方、関係者の任意聴取やマンションなどの検証を進め、罰則が「五十万円以下の罰金」の建築基準法違反容疑にとどまらず、宅地建物取引業法(宅建業法)違反や詐欺の容疑でも追及する。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/20iti002.htm
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