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http://abominable-showman.mo-blog.jp/folder/2005/12/post_d887.html
こちらでもTBを頂き、以来僕の巡回先の一つだったブログ「反米嫌日戦線 LIVE and LET DIE(美は乱調にあり) 」が、無料ブログサービス会社チャンネル北国TVから封鎖処分を受けている、とのこと(経緯は、こちらも僕の巡回先であるブログ「エクソダス2005《脱米救国》国民運動」の“【緊急】 ブログ・ピンポイント攻撃開始!チャンネル北国TVが政治批判ブログの強制封鎖を強行! ”という記事に詳しい)。その原因は想像の域を出ず、徒に断定は出来ないが、どうもチャンネル北国TV側の胡散臭い思惑を感じずにはいられない。
そもそもブログサービスなるものは、名もなき多くの大衆の自由闊達な意見発信こそその存在を支える第一義である。そのためには、それらを受容しむしろ積極的に促進させようとする構えがサービス運営会社に不可欠であるはずだ。そして、そういう構えはよっぽどのことがない限り他に譲るべきではない。
もしどうしても譲らなければならないのであれば、その仔細をつぶさに明らかにし、当事者と他の利用者、読者に同意と理解を求める、位の動作を最低限なすべきだろう。
つまり端的に言うなら、exod-USさんが上記の記事で既に述べられている様に、“既に重要な国民文化の一部であり、単なる金儲けの道具ではない”のだ。
にもかかわらず、今回のチャンネル北国TVや他のブログサービス会社に限らず、こうした覚悟なき輩が「専門家でございます」「皆様のパートナーでございます」などと、したり顔をして僕達ににじり寄って来るケースが最近実に多い。例の姉歯事件のイーホームズなんかがその代表格で、カネを貰って審査を請負ながら、一旦事が起こるや「我々に欠陥建築であることを見抜くことなどそもそも無理」といけしゃあしゃあと弁解する。
最近は何が普通かさっぱり判らなくなっているが、僕が考える「普通」の感覚の持ち主であるなら、「だったら、初めからそんなサービス請け負うなよ」と言うであろうし、その様な能力や備えや覚悟が自分にないのであれば、「私にはそんな仕事はできません」と退くであろう。例えは適当ではないが、こういう気風は今や一種の“職人気質”とも呼ばれるのかもしれない。
一方、最近の金儲け至上主義者や競争社会をゲームの様に楽しむことのできるメンタリティをお持ちの方々を僕なりに観察した結果、彼らは「できないことでも、できると言う」「カネになるならとりあえず請け負う」「もし失敗したら、あれこれ理屈をつけて煙に巻くか他人のせいにすればいい」という、所謂“ディベート君”が過半の様であることが判った。
そして、言わずもがなだが、今世の中を騒がせ、弱者を虐め、詐欺まがいの手法で金儲けに励んでいるのは、“職人”ではなく“ディベート君”の方である。
そういう自分の能力を過信する“ディベート君”が、口先と金力にモノを言わせ、本来厳粛な倫理観や高度な技術、高尚な見識を携えて事に臨まねばならない領域や職業に、殆ど迂闊かつ無分別に、言わば土足で闖入した結果がかの姉歯事件であり、今回の北国TVの言論封殺事件である。僕に言わせれば、断る覚悟のない輩に責任を取る覚悟などあろう筈がないのだから、こうした事態に立ち入った際の連中の醜態はほぼ予想どおりではあるのだが、それにしてもこういう手合いから有形無形の損害を被る方々が最近後を絶たないのには、正直暗澹とした気持ちになる。日本も愈々下衆、夜盗、追剥が牛耳る国となりしか。
いずれにせよ、“覚悟なき手合いがのさばる社会”というのは、一つの闇であり病理である。
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