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小泉VS山拓バトル勃発、後継めぐり盟友に亀裂!?---「安倍を事実上指名」世代交代進展に反発
小泉政権発足以前から、YKKの盟友として固いきずなで結ばれてきた小泉純一郎首相(63)と山崎拓元副総裁(69)。最近、その関係が「ポスト小泉」政局をめぐって、ほころびを見せ始めている。直接の激突はまだないが、後継候補をめぐる代理戦争という様相も見え隠れして…。
「どういう真意か分からないけどね。政治家に限らず、チャンスはそう度々まわってくるものじゃない。(チャンスを)つかめるかどうかというのはその人次第だ」
首相は15日夜、官邸でこう語った。森喜朗前首相が先日、平成19年夏の参院選で自民党の苦戦が予想されるため、国民的人気の高い安倍晋三官房長官(51)の温存を示唆したことに反論した格好だ。
特定の「ポスト小泉」候補に首相がここまで踏み込んだのは初めて。そこで、永田町では「首相は安倍氏を事実上、後継指名した」との見方が飛び交う。この動きには、首相に近い、中川秀直政調会長(61)や竹中平蔵総務相(54)が続く。
一方の山拓氏。安倍氏が次期首相となれば自民党では一気に世代交代が進み、60歳以上の面々は“お役御免”となる恐れもあるが、山拓氏は気力十分で隠居する気はサラサラない。
先の内閣改造でも外相就任を熱望していたが首相に無視されたうえ、山崎派からは閣僚も副大臣もゼロという屈辱を味わい、「ウチの派閥をつぶす気か」と激怒。反小泉に舵を切り始めた。
YKKのもう1人の盟友・加藤紘一元幹事長(66)らベテラン議員とともに議員連盟「国立追悼施設を考える会」を立ち上げ、「ポスト小泉」候補である福田康夫元官房長官(69)や谷垣禎一財務相(60)の擁立を模索しているのだ。
すでに、総裁選の前哨戦は始まっているが、政界関係者は「首相は強引な政権運営をして恨みを買っており、自分に都合の悪い政権は誕生してほしくない。自分の意向で安倍後継を決めるため異例のエールを送っている。『総裁選前倒し』も念頭に置いているはず」と分析。
そのうえで、「森氏や福田氏が小泉政治を批判し始めたのは、世代交代も辞さない首相に異を唱えるため。まだ、山拓氏は正面から小泉批判に踏み切っていないが、反小泉連合のキーマンであるのは間違いない。年明け以降、立場を明確にするはずだ」と語る。
小泉劇場第2幕の行方が注目される。
ZAKZAK 2005/12/17
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