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□自民・渡辺議員質問長すぎっ 耐震強度偽装問題証人喚問 [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1555607/detail?rd
自民・渡辺議員質問長すぎっ 耐震強度偽装問題証人喚問 40分中30分“演説”
日本中が固唾(かたず)をのんで見守った証人喚問は、質問に立った議員に追及の甘さが目立ち、疑惑の全容解明にはほど遠い結果となった。
中でもトップバッターを務めた自民党・渡辺具能(ともよし)議員は、最長の40分もの時間を与えられながら、30分以上も自身の推理を披露。渡辺氏の悠長な“演説”のせいで、肝心の姉歯氏の発言の場がほとんどなくなってしまった。
にもかかわらず、渡辺氏は「時間がないので、あまりあなたにお伺いできないんですけど…」と冗談のような一言。すっかりヒーロー気分で「私は今回、かなり重要な答えを引き出すことができたと思います」と、ひとり満足げだった。
インターネット上の掲示板でも、渡辺氏に対して不満の声が続出。「わざと姉歯氏を助けようとしてるんじゃないか」という書き込みや、名前の「具能」を「愚脳」と揶揄(やゆ)するものもあった。
渡辺氏は、福岡県糟屋郡出身で、当選4回(福岡4区)。2004年5月には、衆院本会議中に携帯電話のゲーム「テトリス」に熱中する様子がテレビ中継され、批判が殺到。後日、国会内で謝罪している。
また、内河氏に対する尋問を行った自民党・望月義夫議員も、参考人招致で民主党・馬淵議員が引用した業界紙を再び持ち出したり、思わず「インターネットに出ていた」と心もとない“ネタ元”を明かしたり、準備不足は明らかだった。
ジャーナリストの大谷昭宏氏は「国会議員の質問は稚拙だった。あんたの演説を聞いてるんじゃない、証人にしゃべらせろと思った人は多かったのではないか」と指摘した。
2005年12月15日15時15分
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