★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK17 > 740.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
「自衛隊との訓練目的」 米国防副次官
【東京】在日米軍再編協議のため来日中のローレス米国防副次官は13日午後、防衛庁で額賀福志郎長官と会談した。ローレス副次官は嘉手納飛行場でのF15戦闘機の訓練の分散移転について「日本側は訓練を相当減らそうと提案しているが、(米側は)訓練減少自体が目的とは考えていない。自衛隊との共同訓練や相互運用性の向上がまず目的にあり、結果として訓練が減る」と強調した。自衛隊との共同訓練増加の副産物として嘉手納での訓練減少が生じるとの考えを示し、日米間の目的意識の違いが浮き彫りになったと言えそうだ。
10月末の日米合意では、嘉手納での訓練を本土の航空自衛隊基地へ分散する方針を示した。同時に嘉手納での航空自衛隊との共同訓練についても方向性を示している。
このため周辺自治体からは、移転予定先自治体から反発が出ている訓練移転について実現性を疑問視する見方があるほか、同飛行場の自衛隊との共同使用についても負担軽減につながるのか懸念する声も上がっている。
今回の「自衛隊との共同訓練が目的」というローレス副次官の発言が、嘉手納での実施、本土での分散移転のいずれを指すのか、あるいは両方を含むのかは不明。
一方、普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部移設の際の飛行経路について、日本側は1日のハワイでの日米課長級協議で素案を提示し、米側の了承を待っていたが、今回の協議で米側は明確な回答を示さなかったもようだ。
会談で額賀長官は嘉手納での訓練分散移転や在沖海兵隊の削減内容、削減スケジュールを例に挙げ、「日本側で地元説明を進めるためにも、米側の作業を急いでほしい」と求めた。これに対しローレス副次官は「(日本側の事情は)理解している」とした上で、「間違った情報や未熟な内容が地元に流れ、誤解や批判を招く事態を懸念している」と述べた。さらに、米側での関係先が多いため、調整に時間がかかっているとの事情も説明した。
ローレス副次官の日本滞在は13日までの予定だったが、14日まで延長して協議を続ける。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1551080/detail
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK17掲示板