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(回答先: 「党の方針に反する」 横路副議長が強く批判―「宮崎日日新聞」 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 12 月 10 日 13:45:25)
毎日新聞からhttp://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20051210k0000m010060000c.htmlより引用
前原代表:「中国の脅威」を強調 米で講演
【ワシントン須藤孝】民主党の前原誠司代表は8日午後(日本時間9日午前)、ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)で講演し、中国の軍事力増強について「現実的脅威だ」と指摘した。さらに、東シナ海でのガス田開発問題に関しては「毅然(きぜん)とした対応をとることが重要だ。中国が既成事実の積み上げを続けるなら、係争地域での試掘を開始せざるを得ない」と述べた。前原氏は12日から中国を訪問するが、発言が中国の反発を呼ぶ可能性もある。
◇「自民党と変わらぬ」民主党内に不安
民主党の前原誠司代表が8日(日本時間9日)のワシントンでの講演で、シーレーン(海上交通路)防衛に日本が関与するため、憲法改正で集団的自衛権の行使を認める必要性に言及した。米軍との共同行動に対する積極姿勢を示すことで、米国の民主党に対する期待感を取り戻す狙いだ。しかし集団的自衛権の容認の是非について、意見集約が不十分なまま「党の見解」として講演したことは、波紋を呼びそうだ。
安保通として米国でも知られる前原氏だが、衆院選惨敗で政権交代が遠のき、同党への米国の関心は薄れている。講演で前原氏は、米軍再編の積極的な評価など現実的な安保観を披露し、将来の政権政党としてのアピールに努める一方、「国民の理解が得られない国際貢献については米国の協力要請を断る場合はある」とも述べ、対米追従ではない姿勢も強調した。
ただ、集団的自衛権について党内には、旧社会党系や若手の一部に慎重論が強い。党が10月にまとめた「憲法提言」には「制約された自衛権」との表現があるが、集団的自衛権を含むかについては「限定的な行使容認」から「認めない」まで解釈はそれぞれだ。前原氏の発言は、幅広い意見を包含した「制約された自衛権」の解釈に一定の方向性を与えかねない。
自民党と差別化しにくい前原氏の安保政策に対する党内の懸念もなお消えない。鳩山由紀夫幹事長は9日、自身のパーティーで前原氏の安保政策について「『自民党と変わらない』と多くの国民が思っているのでは」と語った。
前日に前原氏への間接的な「大連立」打診が表面化した小泉純一郎首相は9日、前原氏の講演について記者団に「前原代表は前から憲法改正論者。今後、自民党と協力できる点があると思っている」と語り、鳩山氏とは対照的に連携への期待感をにじませた。【ワシントン須藤孝、山田夢留】
毎日新聞 2005年12月9日 20時02分 (最終更新時間 12月9日 21時42分)
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