★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK17 > 609.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
12月9日―メディアを創る
やっぱり皆そう思っているのだ
12月8日の朝日新聞夕刊に「経済気象台」というコラムがある。そこで『昴』というペンネームの、おそらく経済専門家と思われるコラムニストが、痛烈な日・米批判をしている。さすがに実名で書くことは出来ないのだろう。しかし皆そう思っているのだ。こういう意見を実名で書いて評価されるような日本にならなくては、日本は変われない。
「日本がいやらしい金持ち国になっていくのが気掛かりだ。国連安保理の常任理事国のイスほしさに、日本の国連分担金が多すぎると言い出した。しかも(自らも)分担金を滞納がちなくせに国連を改革しなければ分担金を減らすと国連を脅かしている米国と組んで、分担率の引き下げをもくろむ・・・国連でも不人気な米国の尻馬に乗り、常任理事国入りの後押しをしてもらうというのは心の貧しい外交だ・・・折も折、ロンドンで開かれたG7は、世界的な金利上昇が開発途上国の経済に与える悪影響を懸念する声明を出した。いかにも途上国経済を心配しているようなのだが、実際には、米国だけが一歩高く抜け出た今の金利水準を維持しておきたいというのが米国の本音だ。米国の対外債務は膨らむばかり。日本、中国などの海外資金が米国の赤字国債の54%を保有しており、米国の財政赤字の埋め合わせをしているのである・・・他の国の金利が上がると、米国への資金流入が減り、ブッシュ政権は苦境に陥る。それを防ぐのを『心地よい円安』などと称し、日本は世界経済の危機招来に手を貸している・・・黙々と国連の面倒も見、世界の尊敬を勝ち取る方が国益にかなうのに、高い志を次々に放棄していく今の政治、外交の堕落は、情けない、の一語に尽きる。」
http://amaki.cc/bn/Fx.exe?Parm=ns0040!NSColumnT&Init=CALL&SYSKEY=0160
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK17掲示板