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(回答先: その辺のことはブログきっこの日記が日本一情報が早い 投稿者 あめぞうもなー 日時 2005 年 12 月 08 日 22:03:24)
総研に不明朗手数料2400万円…総研は否定
耐震強度が偽装されていた奈良市の「サンホテル奈良」を巡り、ホテル開業を主導した「総合経営研究所(総研)」(東京都千代田区)が、元請け設計の「平成設計」(同)と施工主の「木村建設」(熊本県八代市、破産手続き中)から約2400万円を手数料として受け取っていた疑いのあることが8日、分かった。
総研には、正規のコンサルタント料を合わせ、ホテルの総事業費の1割にあたる約7000万円が流れた計算だが、ホテルのオーナーには、こうした金の流れは知らされていなかったという。総研側は、「そうした金を受け取った形跡はない」と否定している。
馬淵澄夫衆院議員(民主)が入手した、同ホテルの工事予算資料などから分かった。この資料は、ホテル敷地内の木村建設の工事事務所に保管されていたのをオーナーが見つけた。
それによると、今年10月に作成されたとみられる同ホテルの「工事予算管理表」に、「雑経費」として、約1850万円が計上されていた。ところが、4月に作成したとみられる「実行予算書」には、同じ金額が「追加工事・その他」の欄に書かれ、手書きで「仲介手数料」と記されてあった。その横に「総研」を意味する「総」の字が書かれていたため、疑問に思ったオーナーが先月、総研側に「総研への手数料ではないのか」との趣旨で問いただしたところ、「その件は内密にしてほしい」と言われたという。
手数料とみられる金額は、木村建設が受け取った総工費約6億3000万円の約3%にあたる。
さらに今月5日、平成設計がオーナーを訪ねた際には、複数の関係者を前に「設計料の20%以上を総研に払うことになっている」と説明した。設計料は2700万円で、540万円以上が流れた計算になる。
オーナーは2004年夏以降、総研の内河健所長らに「資産運用になるから、ホテル経営をやりましょう」などと誘われ、今年1月に建設に合意。総研にはコンサルタント料として4600万円が支払われる契約だった。しかし、コンサルタント料以外にも総研に手数料が渡るとは聞いていなかったといい、「支払う必要のない金だったのではないか」と疑問を感じているという。
これに対し、総研は「通常、手数料を取ることはなく、通帳や帳簿類を調べたが、そうした金を受け取った形跡は一切ない。個人的に受け取った事例などがないかどうか、今後、内部調査して確認したい」としている。
また、同ホテルは先月5日にオープンし、同7日には建築費の残金を木村建設に振り込んだ。しかし、強度偽装の発覚で、開業からわずか3週間で営業中止に追い込まれており、「7日の時点で、関係者の間では偽装が問題になっていたはずなのに」と、金の支払いを受け付けた木村建設を批判している。
(読売新聞) - 12月9日3時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051209-00000001-yom-soci
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