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京都議定書:議長国カナダの提案拒否 米代表団方針
【モントリオール(カナダ)江口一】モントリオールで開催中の京都議定書第1回締約国会議(COP/MOP1)で、米代表団は7日(日本時間8日)記者会見し、議定書に定めのない2013年以降の次期枠組みをにらんだ議論の場を設けるという議長国カナダの提案を拒否する方針を明らかにした。一方、カナダのマーティン首相は同日の会見で「米国に言いたい。(議定書を拒否することへの)世界の懸念に対して耳を傾けるべきだ」と名指しで批判し、温暖化対策で国際社会と協調するよう訴えた。
この日午前の閣僚級会合でマーティン首相は「気候変動は、すべての国の対応を必要とする世界的なチャレンジだ。しかし今なおそれを拒み、科学を無視し、緊急性は少ないと主張している国がある」と名指しこそしないものの、各国代表団の前で米国を痛烈に皮肉った。その後の会見でも「米国民も温暖化を問題だと感じているのは事実で、その懸念に応えるべきだ」などと語った。
一方、ドブリャンスキー米国務次官は演説や会見で「米国は多国間協力など、既にいろいろな取り組みをしている」と温暖化対策に関する独自の実績を誇示。カナダ提案について「交渉を前提とした格式ばった議論では、進化は生まれない。多様な意見に基づく多様なアプローチで(地球温暖化問題は)解決されるべきだ」と反論、両国の立場の違いを鮮明にした。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20051208k0000e030048000c.html
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