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(回答先: 日経【首相、NHK改革の必要性を明言】ほか関連情報 投稿者 木村愛二 日時 2005 年 12 月 07 日 08:50:00)
「しんぶん赤旗」12月7日(水)4面から引用。
NHKのETV2001「問われる戦時性暴力」番組改変をめぐる控訴審は、五日の証人尋問でいよいよ大詰めを迎えました。証人に立ったのは、当時NHKの放送総局長だった松尾武氏。
NHKと原告バウネットジャパン側の三時間にわたる尋問で見えてきたのは、つじつまを合わせようにも合わせられない内部矛盾でした。
「記億にありません」。NHKの尋問でなめらかに答えていた松尾氏が、原告側の尋問で何度も口にしたのは、この言葉でした。
もっとも懸命に隠そうとしたのは、国会対策にあたっていた野島直樹総台企画室担当局長の番組改変への関与です。放送前日、安倍晋三官房副長官に面会した後、松尾、野島両氏はNHKにとってかえし、伊東律子番組制作局長を交えて試写。その後、現場スタッフは席をはずし、松尾、野島、伊東氏と吉岡民夫教養番組部長の四人で検討を始めます。
その結果を現場責任者である永田浩三チーフプロデューサーに伝えたのは誰だったのか。永田氏の陳述書には野島氏だとあるにもかかわらず、松尾氏は「記憶にない」。では、なぜ現場スタッフをはずした打ち合わせに野島氏が同席していたのかとの問いにも、「記億にない」。
興味深かったのは、安倍氏との面談について裁判官が問いただした部分。松尾氏が、「公正中立」を錦の御旗にしていることを、「安倍氏が言う公正中立と、NHKが言う公正中立が一緒であればいいですが…」とチクリと皮肉りました。
語るほどにボロが出る、との印象が強かった松尾証言。事実は隠しようにも隠せないことを物語っています。(肩書はすべて当時)
(板倉三枝)
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