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http://tsune-3.cocolog-nifty.com/non_title/2005/12/post_6912.html
Yahooのニュースをみていたら、民主党の鳩山幹事長が講演で、防衛庁の防衛省への「昇格」(僕には庁から省になるのが何故昇格なのかは分からない)は、公明党が求めていた児童手当拡充とのバーター取引だと指摘した、という記事を「毎日新聞」が配信していた(12月6日19時36分)。
鳩山の指摘が正しいとすると、児童手当の拡充は、防衛省設置、さらには自衛隊拡充計画開始に向け「将来の兵力確保」のために道をつけた、という意味あいとなる。鳩山の指摘が正しくなくとも、児童手当の拡充と防衛省の設置が、セットで国会に提出されれば、それは上記のような意味を持つ。
少子化が問題となり、それに対する無策が言われている日本で、児童手当の拡充は意味のあることと考えている。しかし少子化の一番の問題は、将来の兵力が確保できない、ということでは断じてないだろう。児童手当の拡充で子供を持ちたいという親が、子供の将来は「兵力」あるいは「戦力」と考えたとき、安心して子供を持つだろうか。
もし公明党が平和を求める党であろうとするなら、ここはやせ我慢、児童手当も防衛省も我慢するべきだろう。しかしどうしても児童手当拡充の実現を図るのであれば、日本の子供のたちの未来を見据え、自民党を説得して、防衛省構想を断念させたうえで行なうべきではないのだろうか。それなしに、防衛省構想に賛成したまま、児童手当の拡充にはしることは、その未来が危険にさらされる子供たちの数を増やす結果となる。
手当てが増えればそれですむ問題ではない、どんな未来を提供できるかという質も重要なのだ。
2005年12月 6日 (火)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051206-00000095-mai-pol
<鳩山幹事長>防衛庁の省昇格は「自公のバーター」 講演で
民主党の鳩山由紀夫幹事長は6日、大阪市で講演し、自民、公明両党が防衛庁の「省」昇格に合意したことについて「『(公明党が求めた)児童手当を拡充させてやるから』と、自公のバーターで『省』に上げるという発想そのものだ」と批判した。
鳩山氏はさらに、「(小泉純一郎首相の)靖国(参拝)から始まって憲法改正、(防衛庁の)省昇格と立て続けに起きると、『やっぱり自民党はそういう方向で考えているのか』と疑心暗鬼になる」と、自民党の右傾化傾向に懸念を表明。「こういう時期に公明党と自民党の取引で進められるのは、すとんと落ちない」と述べた。【山田夢留】
(毎日新聞) - 12月6日19時36分更新
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