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http://norata.at.webry.info/200512/article_1.html から引用
香具師(やし)って言葉をご存知ですか?
2ちゃんねるも一時期この言葉をよく使っていたようですが、最近はあまり見なくなりましたね。2ちゃんねるでは奴(ヤツ)→ヤシ(ツとシが似てるから?)→香具師(ヤシ)、という流れで香具師=奴という使われ方をしていたようです。最近見ないように思います。
(余談ですが、「萌え」だって、古い2ちゃん語なんだろうとばっかり思ってたんですけどねえ。「電車男」が世間にブレイクしたついでに、2ちゃん語の新しいものも古いものも一斉にまるで市民権を得たような、そんな日本の風潮を、とっても滑稽に思って見ている私です。)
最近、「小泉は香具師だ。」というフレーズを何かの文章で見たんですが、全くそうだ、と思ったもんですから。
香具師の正しい意味はというと、
<縁日など人の集まる所に露店を出し、興行や物売りを業としている人。露天商の場所の割り当てや、世話をする人もいう。てきや。> 〜大辞林 第二版 (三省堂)より〜
だそうです。
私はガマの油売りや、南京玉すだれのことだよと、昔先輩に教えてもらったような気がします。(香具師のことを話す機会があって。)
現代においては、実演販売をしている人たちが香具師に含まれるのだと思います。デパートでよく行われていたり、また秋葉原で行われていたのが有名だったと思いました(最近の秋葉原の事情を知らないので、今はどうか知らないですが)。
テレビのCMでもありますね。
要は、言葉巧みに、商品をアピールして、販売に結び付ける人たちですよね。
話が長くなっているような気がしますが、小泉という人間は香具師なのだと、思いませんか?
まずはテレビ映りに配慮しています。発言に非常に神経を遣います。そして、やり方が多分巧妙なのです。ハッタリが巧い(うまい)んです。注目されたら困ることを伏せて誤魔化すことが巧いんです。
(ド下手くそな英語をしゃべったりするのはあれは作戦ミスだと思いますが。ハイにでもなっているんでしょうかねあれは。緊張の裏返しだったりして?)
更には、小泉を支える人物たちの巧妙で緻密な、メディア戦略という後ろ楯もあります。
他の政党が、何の戦略もなく、ただただ普通に正攻法で政治活動を行っていて、敵う相手じゃない。
共産党が選挙の後しばらくしてから、テレビに映って記者会見に答える時に、バックに自民党の戦略を真似たようなボード(バックの壁になるもの)を置くようになったのを見て、何とも頼りないなあ…という思いで見ていたりします。やっと少し気付いたらしいけど、そんな頼りない真似の仕方じゃ、殆ど意味ないよ。真似じゃない戦略を考えないと。
話をいろいろと広げてしまいましたが、「小泉=香具師」にすごく共感してしまった、という話をしたかったんでした。
実演販売はちゃんとした職業だと思います。
でも、政治家が香具師じゃ大変困り、そろそろ多くの国民に、そういったことに気付いていって欲しい、勘付いていって欲しいと思って止みません。
しかしながら、「敵」が手強いことは確かです。手抜かりない戦略が延々と続くのだろうと思います。
※ちなみに、「小泉 香具師」で検索をすると、ゴロゴロゴロっといっぱい出てきます。
田中康夫さんの「奇っ怪ニッポン」ゲンダイネット2005年8月4日掲載のものだとか。
リンクは張りませんが、興味ある方は見てみて下さい。
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