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28日に西村真悟衆院議員(民主党を除籍処分)が弁護士法違反容疑で逮捕された。弁護士でもある同代議士は、元事務所職員に自分の名義を使わせ示談交渉をさせていたという。本人は「不祥事は私の管理のずさんさから起きた」としながらも直接的な関与は否定している。
だが、立法府の一員でもある西村議員の責任は重大である。即刻、議員辞職するべきだ。西村議員だけの問題ではない。民主党は4月に今野東衆院議員の支援労組が公選法違反で摘発され、9月には覚せい剤取締法違反で小林憲司衆院議員が逮捕、10月には公選法違反で計屋圭宏衆院議員と五島正規衆院議員の政策秘書が逮捕されている。
いかに個人の犯罪だとはいえ、これでは政党ではなく犯罪集団と言われても仕方がない。すべては民主党の危機管理能力の問題だ。
最近、そんな民主党の惨状をあざけるような怪文書が永田町に出回っていた。中身は数人の議員についての誹謗中傷で概ねこんな内容である。
◇某議員は若手のホ―プだという。さわやかさが売りになっているようだ。しかし、地元の事務所ではトラブル続きだという。親族のK秘書が県会議員の愛人だったキャバクラ女を事務員に雇い入れ、2人で組んで100万円近いカネを使い込み、選挙後に発覚、あえなく2人ともクビになったという。やはり、親族を秘書にするのは何かとトラブルの元になるということか。
◇別の某議員の政策秘書は右翼にも顔の利く腕利きの秘書である。しかし、「妻と別れる」と偽り、事務所の女性秘書を妊娠させ愛人として囲っているという。
◇また、県会議員をしている妻の力で当選したといわれる人物は秘書に「生きのいいのを集めろ」と現金を使って運動員集めを指示したという。揚げ句に「おまえがすべてをかぶれ」と罪を押し付けようとした。これでは「生きのいい」運動員など期待すべくもない―――等々。
怪文書には西村議員についての記述もあった。真偽のほどは分からないが、次なる逮捕者を出さないよう内部調査が必要だろう。党の立て直しはそれからだ。
自民党も人ごとではない。今、世間を騒がせているマンションなどの耐震強度の偽装問題では、すでに自民党の伊藤公介元国土庁長官の口利きが報じられている。捜査当局もいよいよ本格的に動き出す。国民一人ひとりの命を虫けらのように扱う小泉連立政権のバケの皮がはがれる日も近い。政治の混乱は深まるばかりだ。
藤本順一(政治ジャ―ナリスト) 永田町ワイドショ―
東京スポ―ツ 2005 12 01
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