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本紙直撃に「好きなように書けよ」
耐震強度偽造に揺れるヒュ―ザ―の政界工作が次々と明るみになっている。森派の伊藤公介元国土庁長官に続き、公明党議員の国交省への仲介も発覚。そして、小泉首相との浅からぬ関係も浮上している。
「小嶋社長は、以前から自民党と関係が密だということをアピ―ルしていました。本社の社長室には、小泉首相とのツ―ショット写真が飾ってありましたよ」
ある業界関係者はこう証言する。真相を問うべく、28日夕に東京・丸の内の本社に戻った小嶋進社長(52)を直撃した。
東京駅を見下ろすガラス張りのハイテク高層ビル「パシフィックセンチュリ―プレイス丸の内」の最上31階にヒュ―ザ―本社はある。紅潮した顔でエレベ―タ―を降りてきた小嶋社長は、一直線で共用トイレへ。本紙記者がいるとも知らず話し出した。
「いや〜。ここまでクソミソに叩かれるとは思ってなかったよ。ゲヘヘヘ」
話している相手は、黒の上下のス―ツにオ―ルバックの切れ長のコワモテ風男性。右手にはナント、丸められた「日刊ゲンダイ」が。
「ま、そんだけ、オレが大物ってことか〜。つまんね〜人間じゃ、マスコミも取り上げね〜だろうし。ゲヘへへ」
住民説明会では聞けない下卑た笑い声がトイレに響く。「誠意」は、やっぱりTV向けか。
小嶋社長が小用≠済ませた後、記者が身元を明かし話しかけた。
「ゲンダイ?さっきゴミ箱に捨てた新聞じゃねえか。話すことなんかね〜よ」
――小泉首相との写真を社長室に飾っているそうですね。
「知らね〜な。ま、オタクの好きなように勝手に書けよ。ゲヘへへ」
3人のヒュ―ザ―社員にがっちりガ―ドされた社長は、先ほどのオ―ルバックの男とエレベ―タ―を降りていった。
「友人が困っている」
こう言って小嶋社長を国交省幹部に紹介した伊藤公介元国土庁長官は、一時期、小泉首相が会長だった森派の事務総長。森派はヒュ―ザ―にパ―ティ―券200万円分(03〜04年)を購入してもらっている。当の伊藤元長官は「なんてたって小泉純一郎」なんて本まで出版している。
小泉首相はきのう、「紹介することはよくあることですけどね。どういうことか分かりません」とすっとぼけたが、小嶋社長が森派と浅からぬ関係にあることは間違いないようだ。
日刊ゲンダイ 2005 11 30
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