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転成仁語
11月28日(月)
http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm から転載。
民主党の西村真悟衆院議員が、弁護士法違反容疑で逮捕されました。元職員の鈴木浩治容疑者に自分の弁護士名義を使わせて約40件の示談交渉を不正に受任させていた疑いが強まったからです。
政策秘書ら2人も逮捕されています。西村議員の事務所ぐるみの不正であった疑いが濃厚です。
政治資金を調達するために、西村議員がやらせていたのではないでしょうか。なお、鈴木容疑者は元右翼団体の主宰者で、背後関係が注目されます。
また、耐震強度偽装問題に関連して、川崎市はグランドステージ川崎大師について、建築基準法に基づく使用禁止命令を出しました。今回の偽装問題で建物の使用禁止命令が発令されたのは初めてです。
さらに、4月のJR宝塚線脱線事故で事故車両の乗客を装ってJR西日本から見舞金など約10万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで女性が逮捕されました。5月に同様の詐欺容疑で塗装工の男性が逮捕されており、脱線事故の乗客を装った事件での逮捕は2人目だといいます。
これらの事件を見るにつけても、この日本は、嘘つき・詐欺社会に変わってしまったのではないかと、ウンザリしてしまいます。
詐欺といえば、この間、日本を騒がせてきたのが、「振り込め詐欺」であったり、「リフォーム詐欺」でした。それに似た大規模詐欺が、この夏に政治の分野でも起きました。「改革詐欺選挙」です。
その先頭に立ったのが、希代の「トリックスター(詐欺師)」小泉首相でした。郵政公社が民営化されれば税金が節約されるかのような嘘を言い、選挙で票を振り込ませた大規模な詐欺が先の総選挙です。日本が嘘つき・詐欺社会に変わってしまったことを象徴するような「大事件」でした。
米プリンストン大学のポール・クルーグマン教授の『嘘つき大統領のデタラメ経済』(早川書房、2004年1月)と『嘘つき大統領のアブない最終目標』(早川書房、2004年12月)の2冊の本が評判を呼んでいるようです。「嘘つき社会」ということでもアメリカが一歩先を進んでいるようで、この面でも小泉首相はブッシュ米大統領の忠実な従者だということになるでしょう。
なお、拙著『活憲―「特上の国」づくりをめざして』について、「どの書店で売っているのか」という問い合わせのメールをいただきました。申し訳ありません。
まだ、配本されておりませんので、どの書店でも販売していません。来月(12月)の3日か4日頃には大きな書店に並ぶものと思います。
配本されて以降、東京ではどの書店で販売しているのかが分かるようでしたら、このHPでお知らせいたします。
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