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読売新聞からhttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051128i307.htm?from=main3より引用
公明議員も国交省担当者にヒューザー仲介…偽装公表前
マンションなどの耐震強度偽装問題を国土交通省が公表する10日前の今月7日、公明党の山口那津男参院議員(53)が同省の担当者に対し、「民間の確認検査機関の建築確認に問題があり、耐震強度が不足したマンションがあると聞いた」と話し、開発会社「ヒューザー」(東京都千代田区)の小島進社長(52)の話を聞くよう求めていたことが、28日わかった。
この仲介の結果、小島社長は9日、同省建築指導課の課長補佐と面会していた。
山口議員によると、今月4日、東京都の区議会議員から「民間の確認検査会社がずさんな検査をしたため、強度不足のマンションを建ててしまった開発会社がある。国交省の担当者に話を聞いてもらえないか」などと相談を受けた。このため、山口議員は同日中に、同省側に「担当者を教えてほしい」と連絡。7日、同省建築指導課の課長補佐から電話があったため、ヒューザー側の話を聞くよう話した。
その2日後の9日、小島社長が同省を訪れ、課長補佐と面談。この際、小島社長は「今回の件は国にも責任がある」などと話したという。
国交省でも、山口議員側の紹介で、建築指導課の課長補佐が小島社長と会ったことを認めている。それによると、小島社長は9日、役員とともに同課を訪れ、「建築確認は国の仕事であり、建築基準法に合わないマンションができたのは国の責任だ」などの内容のことを話し、国側を激しく批判したという。
これについて、山口議員は読売新聞の取材に対し、「ヒューザー社長とは面識がないし、献金なども受けていない。地元からあがってきた苦情について橋渡しをしただけ」と話している。
(2005年11月28日15時5分 読売新聞)
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