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(回答先: 建築確認、自治体の審査力調査 耐震偽装で国交省方針 【朝日新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 12 月 25 日 18:11:04)
偽装隠ぺい 元請け設計会社提案か
耐震強度偽装事件で、確認検査機関イーホームズ(東京都新宿区)がマンション販売会社ヒューザー(千代田区)などに偽装を指摘した十月下旬の会合で、元請け設計業者スペースワン建築研究所(港区)側が、偽造された物件の設計図書を正しい計算で作成されたものに差し替えて、偽装を隠ぺいするよう提案したと、イーホームズの藤田東吾社長(44)が本紙の取材に対して明らかにした。
ヒューザーが建築主となった偽装物件の元請け設計業者のうち、スペースワン、森田設計事務所(世田谷区)、エスエスエー建築都市設計事務所(新宿区)の三社については、警視庁と千葉、神奈川県警の合同捜査本部が建築基準法違反容疑で家宅捜索し、不正への関与の有無を調べている。
藤田社長によると、問題の提案があったのはヒューザー本社で十月二十七日に開かれた会合で、同社の小嶋進社長(52)や姉歯秀次元一級建築士(48)に加え、元請け設計業者四社の代表者らが出席した。
スペースワンの代表は席上、偽装物件で当時既に建築中だった千葉県船橋市のマンション「セントレジアス船橋」について「建築図書を(耐震基準を満たすものに)差し替えて完了検査を下ろせばいい。建築現場の写真は(変更した図面に)合うものを探す」と発言。小嶋社長も「それがいい」と賛同したという。
藤田社長が提案を拒否すると、スペースワンの代表は「他の機関に依頼することもできる」とけん制。下河辺建築設計事務所(大田区)の代表も「すべてを公表すると居住者に負担を強いる。何の解決にもならない」と問題の公表には消極的だったという。
こうしたやりとりについて本紙の取材にスペースワン、下河辺、ヒューザーはともに「コメントできない」としている。
国土交通省が確認した偽装物件のうちスペースワンは「グランドステージ稲城」(稲城市)など七棟、エスエスエーは「グランドステージ東向島」(墨田区)など四棟、下河辺は五棟、森田は六棟の設計を元請けしていた。姉歯氏が「圧力を受けた」とする木村建設(熊本県八代市、破産)が施工を元請けしたのはうち五棟だけだった。
木村建設の関与がない物件について、元請け設計業者らは東京都の聴取に「ヒューザーの意向で姉歯氏が構造計算を担当した」との趣旨の説明をしたという。捜査本部は、ヒューザー物件をめぐる偽装の経緯も詳しく調べている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051225/mng_____sya_____009.shtml
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