★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK17 > 1114.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 天木直人・メディアを創る ( 12/25) 国民の嫌中意識を煽り立てる内閣府調査 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 12 月 25 日 13:09:01)
(情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士)
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/9806b6c6cf811f84ec7dc90246eb60ad
読売新聞によると,【内閣府は24日、「外交に関する世論調査」結果を発表した。中国に「親しみを感じる」と答えた人は、2004年より5・2ポイント減の32・4%で、同様の質問を始めた1978年以降、最も低かった。】という。1978年以降,果たして,客観的に日中関係が最悪なのであろうか?
半藤一利の「昭和史」(平凡社)によると,昭和14年に発表された司法省(現法務省)の調査によれば,対中戦争の最中,日本人はしきりにぼやいていたという(204〜205ページ)。
「戦争はいつまで続くものでしょうか。御上はなんのためにかように人命を犠牲にして,大金を要してまで戦争をなさるのか,私には不思議でなりません」
「大事な人の子を連れて行って,幾年も幾年も無駄奉公させられてたまったものではない」
「わが軍は漢口から先へ行くつもりか,広い国を先から先へ占領しても後が困るのではないか」
ところが,政府が昭和15年,日本の戦争目的として,東洋平和,王道楽土建設などをうたいあげ,スポーツ用語が和訳化されたりすると,軍国主義国家化がすすんだという。
昭和14年からわずか2年後の昭和16年には太平洋戦争が勃発した。
そして,その末期には,竹槍で鬼畜米英をやっつけると本気で考える人が多く現れた。昭和14年からわずか5年ほどのことであった。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK17掲示板