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2005.12.23(その2)
2005年森田実政治日誌[533]
( http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02358.HTML から転載 )
小泉自民・前原民主の「大連立」の話は、水面下で進んでいるとの内部情報
「何を聞いても平気なように耳を慣らせなさい。そして魂にはよいことだけを伝えるようにしなさい」(エラスムズ、1466-1536、オランダの人文主義者)
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「前原首班挙国一致内閣で、憲法改正・集団的自衛権承認・中国との対立・冷たい戦争状況をつくり、米国のアジア政策を支援し、日米同盟を固定化する」とのアイディアが、小泉首相と前原代表の間で密かに検討されているとの情報が入った。今日はこの情報について書く。
最近古い友人・知人からよく電話がかかってくる。ときには直接あって旧交を温める。そんなとき、いろいろな情報が耳に入る。どんな話でもよく聞くように努力している。突飛な話でも嫌がらずに聞くようにしている。
最近まで30年間ほどマスコミで仕事をしてきたので、きわどい情報は、知っていても使わないようにしてきた。だが、使わなかったことで失敗したことも何回かあ った。突飛な情報に思えるものでも真実だったことがいくつかはあった。
古い友人をZ氏としておく。今日はZ氏の話を一つの情報として記すだけにしておきたい。話してくれたZ氏は確かな人物である。Z氏の話は以下のとおりである。
【ある有力なフィクサー(というより首相側の参謀役)を通じて、小泉首相と前原民主党代表の間には、以前(前原氏が代表に就任するずっと前)からパイプがあった。有力フィクサーが誰か不明だが(Z氏は調査中といった)、日本人ではないかもしれない。このフィクサーが日本を動かしている。郵政国会から解散・総選挙、その後の展開の戦略戦術を立案し、実行したのも、このフィクサーだ。
このフィクサーが考えているのが、小泉・前原の大連立だ。前原が「99.99%ない」と言ったのは、100%ないとは言えなかったからだ。前原は、前原を首班とする大連立の話に大枠では乗ったようである。
民主党大会では、1日目にはいろいろ不満が出たが、2日目にはおとなしくなったのは、大連立の話は本当らしいと皆が感じたからだ。大連立に乗りたい民主党員は多い。
前原を総理大臣にするというのは、1994年の村山内閣型をとるということだ。実は、あのあと橋本内閣が消費税の税率引き上げを強行したが、決めたのは村山内閣のときだ。第一回目の「年次改革要望書」を交換したのも村山内閣だ。自民党は村山社会党を抱き込むため「村山首班」を出したら、社会党はあっさり乗った。そして社会党は、自衛隊を認め、日米安保を認め、自民党の政策をほとんど呑んでしまった。これで社会党はつぶれた。自民党がポスト村山以後、10年以上も政権の座にあるのは、すべて村山氏のおかげだ。
自民党もアメリカも「ポスト小泉」の日本に自信が持てない。「安倍、安倍」といっても人気が高いだけで自民党内はまとまらない。しかし、集団的自衛権を容認するための憲法改正と消費税引き上げ、中国と対立(できれば熱い戦争)を行うには、前原民主党と大連立し、前原にすべてをやらせればよい。基地問題も前原にやらせる。すべてを前原にやらせた上で「ご苦労さん」と使い捨てればよい。そのあと、また自公で10年やれる。こういう考え方がある。小泉は自分のあとを前原にやらせたがっている。前原もまんざらではないようだ。 実は、前原は村山と似たところがあり、自分が総理大臣になれるなら民主党などどうでもよいと考えている。前原の性格は、また、小泉そっくりだ。
“前原首班の大連立による憲法改正”は有力フィクサーの知恵だ。実現の可能性がある。もしかすると、4月小泉突如辞任、自公民大連立結成、前原首相ということも起こり得るのではないか。】
[以上はあくまで一つの情報・見方である。このことを重ねてお断りしておきたい――森田]
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