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神奈川新聞
http://www.kanalog.jp/news/local/entry_14987.html
2005/11/11 22:06:26
☆小泉首相、渉外知事会会長の松沢知事に反論/全国知事会☆
小泉純一郎首相は十一日、首相官邸で開かれた全国知事会で、米軍再編問題について「日本の平和と安全の恩恵に見合う負担をどこが受け入れてくれるのかは、事前に(地元に)『負担してくれますか』とは言えない問題だ」と説明。地元に意見を聞く機会を与えずに日米間で中間報告を公表したプロセスの正統性を強調した。
松沢成文知事らの質問に答えた。松沢知事は、渉外知事会会長の立場で「日米安保も再編の重要性も理解するが、中間報告まで政府から意見聴取も、情報提供も無かった。何のための地元負担の軽減か、地元意向の尊重なのかわからない」と不満を述べ、総理の見解を求めた。
これに対し、首相は「経過を教えてくれなかったと松沢知事は言ったが、この問題も総論賛成、各論反対なんだ。日本以外に、あるいは自分の県以外に(基地を)持っていってほしいというのは分かるが、中央政府が全国の基地を眺め、腹づもりをして米国と交渉しなければ結論が出ない」と反論。さらに「事前に話がなかったからけしからんという気持ちは分かるが、機微に渡る日本全体、日本の安全に関する問題であることも理解してほしいと思う」と語った。
また、知事は要望として【1】来年三月の最終報告に向け、地元意向を尊重する【2】日米地位協定の見直しを最終報告に盛り込む-との二点を求めたが、首相は「(関係する知事が)賛成ではないが、日本全体の利益を考えるとやむ得ないかな、という程度まで理解してもらえるよう努力したい」と強調。あくまで中間報告に沿って地元の説得にあたる姿勢を示した。地位協定に関する特段の言及は無かった。
松沢知事は同日、首相の発言に「地元の意向を聞かないのなら、『抑止力の維持と負担軽減』の二つの目的を掲げるのはおかしい。地元に説明すればさまざまな意見が出てくるのは当たり前で、それを含めて対応すべきだった」と不満を表した。
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