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本日毎日テレビ6・16放送VOICE「配達員は悲鳴・・・ゆうパック丸投げの怪」を見た。郵便局がゆうパックの荷物配達を民間業者に丸投げし、民間業者は荷物1個109円程の単価で配達させていた。しかも、配達先が不在の時は賃金ゼロだそうだ。従って、配達ドライバーの時給は兵庫県の最低賃金を下回っているそうだ。
私はこれを見て、郵政公社はピンハネ体質によって、ヤマト運輸のような民業を圧迫することができているのだということを感じた。優勢民営化法案が可決されたが、仮に左翼・労組が頑張って民営化を阻止したとしても、今の郵政公社自体が労働者を酷使し、すでに民間化しているのであって、なんら国の事業として美化すべきではないのだと思った。これまで民営化ばかりが問題化されて、今すでにある労働状況を問題化できなかったのは残念だ。これまでは民営化か、それとも国の事業かばかりが議論されきたので、左翼は的外れに「(労働者をピンハネ酷使する)郵政公社を守れ」などというズレた怒りを込めて闘う可能性がある。そうなれば、民営化せずともヤマト運輸のような民間業者と建前では国の事業である郵政公社が酷使・ピンハネ合戦をやる可能性がある。今の郵政公社自体が問われねばならないのだと思った。
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