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知事、「沿岸案」拒否伝える 官房長官回答せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051107-00000017-ryu-oki
【東京】稲嶺恵一知事は7日午前、首相官邸に安倍晋三官房長官を訪ね、日米両政府が合意した米軍普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設について「今回の沿岸案は容認できない」と拒否する考えを伝えた。知事は「沿岸案は過去において十分に検討されて、現行案になった。そのいきさつを踏まえた場合、容認できない」とSACO合意に基づく普天間代替施設の建設位置決定過程で、沿岸案が廃案となり、現行案が選択された経緯を重視するよう求めた。知事によると安倍長官は「額賀福志郎防衛庁長官があす(8日)沖縄を訪問するので、そこで具体的な内容を話す」と答えるにとどまった。
稲嶺知事は安倍長官に「(沿岸案は)県の基本的な考え方とは全く相いれない」と明記した知事コメントを手渡した。米軍再編の中間報告全体に関しては「海兵隊の削減などは一定評価できる。具体的にはよく中身が分からない点が多々あるので、その辺りは話を聞きたい」と述べた。
知事は安倍長官の訪問に先立ち同日午前、内閣府に小池百合子沖縄担当相を訪ね、沿岸案について「この(沿岸)案には問題がある」と述べ、受け入れられないとの考えを伝えた。在日米軍再編協議全体には「米軍再編で沖縄にはいろいろ難しい問題がある。沖縄問題を担当されているので、側面からの(沖縄への)支援をお願いしたい」と述べた。
稲嶺知事は7日午後、額賀福志郎防衛庁長官、麻生太郎外相らと面談する。
(琉球新報) - 11月7日14時17分更新
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