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テーマ:アンチコイズミズム
なのに、子供にだけ「命を大事に」って奇麗事言っても通じねえよな。たぶん。
杉浦法相、在任中の死刑執行停止を明言
杉浦法相は31日夜、初登庁後の記者会見で、法相が決裁を行う死刑執行について、「私は(命令書に)サインしません。(死刑を定めた)刑法のあり方についてよく相談していきたい」と述べ、在任中には行わない考えを明らかにした。
その理由に関しては、「私の心の問題、宗教観、哲学の問題だ」と語った。
さらに、杉浦法相は「終身刑の導入は賛否両論あり、反対論が多いのではないか。儒教の影響があると思う」としたうえで、「長いスパン(期間)では廃止の方向に向かうのではないか。軽々に結論が出せる問題ではない」と述べ、将来的には死刑制度が廃止される可能性があるとの見解を示した。
死刑執行をめぐっては、第2次海部改造内閣の左藤恵法相(1990年2月―91年3月)が、宗教上の理由で命令書にサインしなかったことがある。
(読売新聞) - 11月1日1時4分更新
<杉浦法相>死刑執行「署名せず」…1時間後に撤回
杉浦正健・新法相は31日夜、初閣議後の記者会見で、法相が署名することになっている死刑執行命令書について「私はサインしません」と述べ、在任中に死刑の執行をしない考えを明らかにした。しかし、約1時間後の1日未明になって「個人の心情を吐露したもので、法の番人としての法相の職務執行について述べたものではない。誤解を与えたとしたら遺憾で訂正する」との文書を出し、発言を撤回した。就任早々の軽率な発言で、法相としての資質が問われる事態になった。
会見で杉浦法相は「私の心の問題。宗教観というか哲学の問題です」と署名しない理由を説明。さらに、死刑制度の在り方について「文明論的には、長いスパンをとれば廃止の方向に向かう気がするが、制度については軽々に結論を出せない」と述べていた。
杉浦法相が一転して発言を撤回したことについて、法務省幹部は「会見での発言は『死刑執行命令書に署名したくない』という個人的な気持ちを表現したもので、実際にそういう場面があれば署名をすると理解している」と話した。
過去には、89年11月から93年3月まで3年4カ月間、死刑の執行停止状態が続いたことがある。93年に後藤田正晴法相(当時)が死刑執行を復活させてからは毎年、数人の死刑が執行されている。【森本英彦】
(毎日新聞) - 11月1日1時37分更新
上の「死刑執行停止」の「心情吐露」(後付。俺はちゃんと死刑執行停止の理由を述べていると思う。)のほうがこの法相の普段からの考えで、「軽率な発言」ではないと思うのだが、政権にとって大事な「世論」が「悪いやつ死刑死刑」と叫んでいるように見える中、国民感情をたくみに操ることを「政治」としている人たちには、一時間後に撤回させなければならないほど不都合な発言だったんだろうな。
俺としては犯罪者が英雄気取りで本人の希望通りあっさり死ぬよりは、良心の呵責にさいなまれるようになるまで閉じ込めておくほうがいい仕置きだと思ってる。
(キリスト教徒じゃないんで、自殺は罪悪感を感じるものではない。むしろ現世の苦しみから解き放たれる救済にあたるんじゃないかと。)
勝手な他人の自殺の手伝いをするのに自分の手を汚さなきゃいけないなんて、いくら責任ある立場の人間でも躊躇して仕方なしと思うが、大衆の要求に沿うために「人を殺したくない」と言ってはいけないのが今の日本の政治構造なんだな。
以前イスラムで行われている「石打刑」のことを、「野蛮だなあ、残酷だなあ」と思っていたんだが、日本も「誰も(過半数)が殺したいと思う悪い人間」に石持て打ちたい自己の欲求を正義感の発露で発散したいような人がいる世の中になってしまった。んで、その後ろから「いやだなあ・・・」とつぶやくと、クルっと振り返って一斉に石をなげつけてくるようになるから、要注意だ。
gegengaさんとこの「人殺しもあってもいいと思いますよ」と簡単に言っちゃう首相 の話にTB.
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/50172289.html
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■楽をしたい国民
他国に対し滅び滅ぼせみたいな事を平然と言うおかしな人間が都知事しているような時代ですからね。(しんみり)
他者の犠牲を見聞きする事で一時の安堵感を得るようであれば、とどのつまり『この政治家をしてこの国民』と言われるしかないと考えます。
他者の痛みや犠牲(精神的なものを含む)に対する『心のアンテナ』が鈍ってしまった人が多過ぎだと思います。
死刑問題についてはノーコメントですが、『見せしめ刑』としての死刑容認には僕は反対です。
現状で死刑に代わる『人類が知る最も重い刑罰』が存在しない以上、存続する事で私は納得しています。
ただ、身体生命等を奪う事はやはり理由はどうであれ『いけない事』というのは事実であり、その事に対しもっと真剣味のある議論を経て、こうした問題は語られるべきと思います。
面倒だから犠牲を強いる、そうした安易な考えが結果として国や人を貧しく卑しい存在にする事を考えるべきと私は思うのです。
弥七郎 (2005-11-06 10:25:40)
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