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☆★☆★2005年11月02日付 (東海新報社 コラムより)
朝日新聞というのはよっぽどの心配性らしい。小泉改造内閣が発表された翌日の社説は「アジア外交が心配だ」というタイトルで、外交の布陣に「大きな懸念」を抱いている▼常日頃の論調からして予想通りの内容だが、外相に麻生氏、官房長官に安倍氏を起用したことが腹に据えかねたようである。首相を含め三人とも靖国参拝組だから、中国、韓国の逆鱗にふれることをおそれたのだろう。そして「穏健派」と目される福田康夫前官房長官がはずされたことが不満のご様子▼なるほど外交も大事だが、それより何より大事なのは内政である。国内が千々に乱れたら外交などは成り立たない。まず家庭を円満に、家計をきちんと整えてからの近所づきあいである。そういう意味で、今回の人事はバランスがとれているように思う。新内閣に「頑張ってくれ」とエールを送り、それからご近所とも仲良くしてね―というのが常道であろう▼だが、心配性というのは、取りこし苦労をしたがるものである。靖国参拝三人組の揃い踏みでは中韓が納得すまいというのが社説の要旨。お説ごもっともだが、なに中韓ともそんなことは気にしていまい。なぜなら人間とは毅然とした相手を尊敬するものだからだ▼人間は「ご注進」「ご注進」と近寄ってくる相手を利用はしても信用はしない。是は是、非は非とたしなめてくれる相手にこそ心を開くのである。「小泉はけしからん奴だ」と表面はののしりながら、いままでの首相と違って骨のある男だと内心は舌を巻いているはずである。そしてこの男なら信用できると胸襟を開く▼そういう展開になると思う。断じて行えば鬼神もこれを避く。総選挙の結果がそうだった。その自信を深めた首相は外交でも自分流を貫くだろう。
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微妙に私の考えとは異なるが、納得のいく内容ではある。
組閣について、例えば靖国参拝派が主要閣僚を占めていることがけしからん、などの意見が散見されるが、そもそもそれが「小泉内閣」なのだから、そこに対して文句を言うことになど何の意味があるのだろうか?そういった人々は、「小泉内閣」のなかで穏健な組閣がされればそれでいいのか?
反米親アジア政権が必要だとおもうのであれば、それは自民党のなかでの人のやりくりではなく、それ以外の政党が政権をとらなければ実現するはずも無いことなのではないか。
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