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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051102-00000008-san-polより引用
共産、やっぱりソフト路線? 再び赤旗手帳「不当弾圧心得」掲載見送り
共産党は今年の党員必携の「赤旗手帳」に警察、公安当局への対応を指示する手引書「不当弾圧にたいする心得」を六年ぶりに掲載させたが、平成十八年版で再び掲載を見送ることを決めた。「党指導部は衆院選や参院神奈川補選での『善戦』により『たしかな野党』路線に手ごたえを感じており、内向きにならないよう全党に徹底する思惑がある」(同党関係者)ようだ。
この「心得」は警察当局などの活動に対処する“虎の巻”。「反動支配層側の弾圧、介入と戦い克服することなしには国政改革の事業に勝利することはできない」と強調し、「尾行や聞き込みに気づいたときには抗議してやめさせる」「警察官の職務質問、任意同行、任意出頭に強制力はなく、応じる必要はない」「逮捕されたら黙秘する」などと記している。
赤旗手帳に二十余年前から掲載されていたが、不破哲三議長が進めるソフト・イメージ路線に沿って平成十一年版から掲載が見送られていた。
十七年版で掲載を復活させたことについて同党は「『心得』とセットの党綱領と規約の改定の動きがあり、三文書とも掲載を見送ってきたが、綱領が改定されたため掲載した」(広報部)と説明していたが、内実は党勢が退潮の一途をたどる中、組織防衛と内部規律の強化維持を図るという狙いがあったとされている。
(産経新聞) - 11月2日2時42分更新
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