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(回答先: 150万円未満が50%。売り上げが多いのは複数医師で運営する診療所でしょう。 投稿者 どっちだ 日時 2005 年 11 月 03 日 02:17:31)
どっちださん。レスありがとうございます。力が湧いてきました。
ホントに元記事の通りだと、どうなるか考察してみました。
>収入から経費を差し引いた1カ月の開業医の収支は228万円の黒字だった
これを、院長の収入と見れば、経費は別との事だから、
人件費100万(受付25万×1人、看護婦25万×3人)
薬仕入れ代、検査材料費 150万
光熱費、広告費、家賃、リース料ほか100万
支出計月350万 (これでもかなり低く設定している)
スタッフのボーナス、退職金、税金、セキュリティー、損害保険、社会保障、医師会費、研究費などもかかる
よって、医業収入は580万+α。かりに800万として、
1ヶ月20日とすれば1日40万
1受診あたり平均500点と仮定すれば、1日80人
この統計の通りだと、1日80人診療してやっと平均収入になることになります。
医者をやってみればわかるが、1日80人近くの患者を毎日診ることはそれこそ、院長の命の切り売りにも等しい過酷さです。特に心のストレス。ただ、現実問題薬処方のみというのはあります。(これにワクチンや健診も加わる。よって、収入にも加わるが、ここでは患者数、収入にいれないでおく。)
また、1日8時間休み無く診療するとして、1時間10人。一人6分診療。
患者さんが6分ごとに計った様に来院するとは限らない。まとまってくることの方が多い。
すると、時間に追われてミスを犯しかねないし、待ってる患者を気にして十分時間をかけられない。
おっと、患者が1日60人なら、薬仕入れや検査材料費はもっとかかる。
から、患者80人診ても平均にも達しない。もう、強制労働レベルである。
でも、228万円もらってるじゃないか?と。患者80人ちゃんと診たらそれくらいもらいたいです。でも本心は、患者30人くらいを丁寧に診療して、収入もそこそこで、医院を存続できればいいと考えています。
ただ、統計の通りだとして、平均的開業医が1日平均80人以上診てるとも思えないし、そんなに収入があるとも思えない。どうみてもおかしい。
「開業医は儲けすぎだから、診療報酬を削ってやろう。」
と言う、意図が露骨に見受けられる発表記事です。
厚生労働省は「平均的」開業医が1日80人も患者診てると本気で考えているのだろうか?かぜの盛りに日曜当番医をしてもそんなに来ない。それを鵜呑みして報じる大手マスコミってなんなんだろう。
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