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http://www.manabu.jp/diary/index.php?20051101
「内閣改造」
昨日、内閣改造が行われた。
私が議員になって二回目の内閣改造となる。
率直な感想として、期待も失望もない組閣であった。
期待がないのは、
強まりすぎた小泉総理の発言力に多少なりともクサビを打つような、
バランス感覚のある方の入閣が無かったこと。
これだけ総理の発言力が高まった内閣においては、
すべてが総理の意向次第となりかねず、
健全な緊張関係をもった内閣が期待できない。
失望もないのは、
前内閣における南野法務大臣のような理解しがたい任命や、
一部噂されていた小泉チルドレンの入閣など、
奇をてらった組閣がなかったこと。
今回の組閣は、一つ一つにそれなりの強い意味が込められていると思う。
例を挙げれば、
経済産業大臣としてFTAに積極的であった中川氏を
農水大臣に横滑りさせたことは、自由貿易路線への意気込みの表れだろう。
竹中氏を総務大臣に任命した事は、公務員制度改革シフトであろう。
以前の派閥均衡、当選回数主義からの脱却は見て取れる。
それでも、
総理の発言力が強すぎることは変わらないため、
やはり誰が大臣になっても大差ないようにも思えるが。
いずれにせよ、
格段の期待や失望がない組閣であった。
もっと平たく言えば、今回の組閣には無感動だった。
いや、唯一心に響いたことがあった。
昨日、仕事を終えて会館を出ようと一階に降り立ったとき、
玄関から手を降る御人が一人。
「寺田さん、ちょっと別に移動になりましたんで(笑)」
「じゃ、僕も大臣を追っかけて外務委員会に鞍替えしたいですねぇ(笑)」
こんな会話を麻生大臣と交わしたとき、得も言われぬ物寂しさを感じた。
思い起こせば、
ガチガチに緊張した初めての委員会質問から約二年間、
総務委員会でも、倫理選挙委員会でも質問相手は麻生大臣だった。
相手の性格もわかってきて、
ようやく委員会質疑がスムーズになってきた矢先、
麻生大臣が居なくなることに少々物寂しさを感じてしまうのは、
氏の人柄に取り込まれてしまったんだろうか。。。。。
今度の相手は竹中大臣、かなりの闘争心が沸いてくる。
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