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アルファブロガーであるR30さんのエントリーで、民主党ブロガー懇談会なるものが行われたことを知り、身の程知らずにも、私が前原代表にブロガーとしてアドバイス(らしきもの)をするとしたら何と言うか考えてみました。
前提として、私が前原路線だと思っているのは、霞が関官僚日記さんのエントリーで解説されている「ダウンジアンモデル」を元にした中道路線です。非常に解りやすい図が三つあるので、その図を参照しながらこのエントリーを読んで貰えると解りやすいと思います。
「図3のB党の位置」に移動するのが前原代表の方針だとすると、それは参議院選挙の戦略としては正しいと思います。問題なのは民主党代表選挙有権者のイデオロギー分布が「図2のB党の位置」を中心とした山を形成していると思われるところです。
民主党代表戦で前原代表の対立候補は、参院戦より代表選挙に勝つ事を重視して「図2のB党の位置」に立つ可能性が十分あります。対策としては、前原代表も代表戦のために「B党の位置」に主張を近づけるか、代表選挙有権者のイデオロギー分布を保守よりに動かすかです。
対策として前者はこの上ない愚策ですから、後者を採用すべきですが、人のイデオロギーを変化させるのは並大抵のことではなく、代表戦までの期間を考えればあまり効果は期待できないと思います。
では、どうすればいいと思うかですが、代表選挙有権者の中に民主党員や民主党支持者以外の人間を加える事で、イデオロギー分布を「テーブルマウンテン状態」にすることができれば、「ダウンジアンモデル」による不利を解消できます。
問題はどのようにして、党員や支持者以外の人間を代表選挙に参加させるかですが、それには以前使った「サポーター制度」を大幅に進化させた仕組みが必要です。サポーター制度では名称からして、民主党支持者の参加までが限度ですが、その概念を破壊しましょう。
論理としては「二大政党政治の片翼を担う民主党の代表は、国政選挙の結果により総理大臣に指名される可能性があり、国民生活に大きな影響を及ぼす。この重要な選挙を党員のみならず多くの国民に解放する。」
私の文章が下手なんであれですが、上手い人が文章考えれば民主党は開かれていて先進的であるとのイメージが作れないでしょうか、支持者の幅を広げる効果も期待できると思います。ついでに自民党が党員のみの総裁選をすると、閉塞的で旧態全とした組織に見えるかも。
そして、この新制度の作成と広報にブロガーやブログを活用(※1)してはどうかと思うのです。ブログを見てる人数がどの程度いるか解りませんし、総選挙に影響を与えるほどいるとは思いませんが、民主党代表戦への影響ならばあるいはと思います。
政治系のブログを見ている人達は、政治への感心が高く、恐らくは投票率も高いでしょう。そしてその後の一歩である代表戦への参加へのハードルも、通常よりは低く感じるのではないでしょうか?そして「図3の状態」を希望する方が多いと思います。
以上のような理由から「国政選挙は無理でしょうが、党代表選挙ならブログが変えるかも知れません」と、アドバイスしたいなと思いました。
(2005-11-01 17:25 追記)※1:民主党代表戦への参加を党員以外にも可能にする制度について、民主党がネットで意見やアイデア募集をすれば、興味を持ったブロガーがエントリーにアイデアを書いたり、それによって議論が興ったり、多数のエントリーが書かれることによって、結果的に制度の宣伝にもなると言う趣旨です。
(2005-11-02 9:50 コメントを受け追記)「イデオロギー分布」との表現は、代表的な差異の一つとして「イデオロギー」があると考えたので「便宜上」使ったもので、「イデオロギー対立が全て」と主張しているように感じられた方にはお詫びします。具体的な問題より抽象的な問題の方が適当かと思ったのですが、難しいですね。
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