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ドイツ2大政党による「大連立」政権樹立に向けた交渉で1日、両陣営の大物閣僚候補が次期政権への入閣辞退の意向を相次いで表明、連立交渉は危機的状況に陥った。
入閣辞退の意向を示したのは、経済技術相就任予定のシュトイバー・キリスト教社会同盟(CSU)党首と、副首相兼労働社会相に就任予定だった社会民主党(SPD)のミュンテフェリング党首。2人は両陣営を結び付ける「主軸」で、2人の影響力が失われれば両陣営の協力態勢に大きなひびが入るのは必至だ。
1日の公共テレビによると、シュトイバー党首はミュンテフェリング党首の党首辞任表明を受け、入閣しない意向を表明。シュトイバー氏はミュンテフェリング氏がSPD側をまとめ続けなければキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との協力はできないと判断したもようだ。
シュレーダー首相のSPDとメルケル次期首相のCDU・CSUは12日までに交渉を完了し、連立協定に署名する計画。しかし、閣僚ポストの合意が崩れれば交渉の前提が失われ、9月の総選挙以降、空白状態のドイツ政局はさらに混迷が予想される。
ミュンテフェリング党首は10月31日に行われたSPD幹事長選で、自らが推した候補が敗退し、党内左派のナーレス議員が幹事長に選ばれたことを受けて党首辞任を表明。次期政権で入閣しない考えも示した。
保守政党CDU・CSUとの妥協に批判的なSPD左派の台頭は、SPD内の分裂を招き、CDU・CSUとの政策調整を一層困難にしている。(共同)
(11/01 23:49)
http://www.sankei.co.jp/news/051101/kok086.htm
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