★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK16 > 503.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 民主党ブロガー懇談会速記録(R30::マーケティング社会時評) 投稿者 セーラー服ときかんぼう 日時 2005 年 11 月 01 日 18:28:38)
http://www.janjanblog.jp/user/vjt/azumi/1515.html
民主党ブロガー懇談会に行ってきた。
全体的な感想は明日にでも書くとして、今回は自分のところだけ。2時間弱の懇談会中、憲法改正国民投票問題で20分程度使うということだったので、単純に割ると自分の持ち時間はおよそ10分。組閣の日だったし、場合によっては時間切れになるかもしれないと思い、最初は手ぶらで行こうと思ったものの、行く直前にダダっとレジュメを作成して持参した。
実際は前原代表が同席していたのは1時間半。それでもこんな日にこれだけの時間を取ってくれたことに、まずは感謝すべき。時間が無かったので、レジュメを配って早口で説明しただけだったが、公選法改正に向けたワーキングチームの創設を進められそうなところまで持っていかれたので、とりあえず今回の私の役割は果たしたと思う。
ちょうどR30氏の速記録からはゴソっと抜けてしまったので(早口でごめんなさい。お疲れ様でした)、概要をお伝えします。
まず、「市民の政治参加にはインターネットが必要だ」という前提から始めた。今までは、民主党がインターネット解禁についてイニシアチブを取ってきたが、最新の改正案(2004年4月13日)を見ると、解禁に関する項目は2つだけ。メルマガやマニフェストなどの“配布”と、ウェブサイト開設のみ。
10月26日に自民党で「インターネットを使った選挙運動に関するワーキングチーム」(座長は世耕弘成参議院議員!)が実質的に始動状態に入ったため、これでは自民党に上書きされてしまい、今までの提案は何も無かったことになってしまう。
そこで、自民党を上回る「運用面」での検討・実例提示・提案を行うことにより、公選法改正時に全立候補者がインターネットを使った選挙運動を始めた場合に、先手をとることができる。
そのための6項目(内1つはおまけ)の提案を行った(本当はもっとあるけど、とりあえずの5+1)。
1.公開討論会動画のインターネット配信
2.選挙公報のインターネット配信(167条〜)
3.政見放送のオンデマンド配信(150条〜)
4.有権者のネット活動(ブログを使った特定候補者への応援・批判)
5.民主党立候補者としての統一化されたネット戦略(現状はバラバラ。民意の集約をどのように行っていくのか?)
6(オマケ).年内設立予定のシンクタンクの情報公開、ネット展開
これらの項目に対して、明確な指標を策定する。
(説明をしないとわかりにくいけど、長くなってしまうので、とりあえずこれでカンベンしてね)
最近、必ず出てくるのが「政治家はブログをやるべきだ」という意見。
私はこれには反対だ。
最近では杉村タイゾー君のブログや、秋葉けんや氏の伝説のブログの例を見ればよくわかる。
だから、ブログそのものを使うのではなくて、ブログの良い点を取り込んだ政治家用のシステムを作成すれば良い。
私は3年前にこのようなシステムを開発して(まだブログは国内に出てきていなかったけど)、全く宣伝せずに口コミだけで100人程度の議員のサポートを行っている。別にできない話ではないのだ。
そこで、「民主党内にワーキングチームを早急に立ち上げて実例に基づいた運用基準を策定し、自民党の改正案の先を行く」という主張を行った。
これに対し、年末に立ち上げる予定のシンクタンクのテーマとなるかもしれないが、何らかのアクションは起こすという感触は得られた。
私としては、公選法を改正し、インターネットが選挙に使えるようになったときに、市民がそれを武器として政治に直接参加してくる状況が生まれれば、そこから日本を変えていく波が起こせると考えている。
自民は自民、民主は民主の立場・考え方で進めるべきで、私はまたうやむやで終わってしまわないように、積極的に取り組む党に対して、できる限りの協力をさせてもらうつもりだ。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK16掲示板