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政府の「うそ」にメディアも無関心 反戦講演会で西山太吉さん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051031-00000007-ryu-oki
県マスコミ労協主催の「2005反戦ティーチイン」が29日午後、那覇市内の八汐荘で開かれた。沖縄返還の密約を暴いた元毎日新聞記者の西山太吉氏が、当時、国家が行った「事実隠ぺい」という組織的犯罪の実態について講演。「政府は巧みにうそをつく。米軍再編は実質的には琉球処分」と強調した。
西山氏は、1972年の沖縄返還で、米国が負担すべき返還地の原状回復費400万ドルを、日本政府が肩代わりするという「密約」を報道。その後、政府の論点のすり替えによって訴追され、有罪判決を受けた。今年4月、国に謝罪を求めて提訴した。
講演で西山氏は、時の佐藤総理が政治実績を上げるため、「核抜き本土並み」の美名の下に「沖縄返還」を打ち上げ、その見返りとして米国に経費の負担を「密約」した背景を紹介。「政府は沖縄返還を最高に美しいものに仕上げるため、事実を隠ぺいするしかなかった。まさに国家犯罪であり、その姿勢は現在まで続いている」と訴えた。
日米両政府が協議する米軍再編、沖縄の基地負担軽減については「実質的な琉球処分。日本の一般大衆は、沖縄の問題に何ら関心はない。それはマスメディアも同じ」と述べ、問題の根源を追及するというメディアの報道姿勢の弱さを指摘した。
(琉球新報) - 10月31日9時50分更新
参照:「政府はうそを重ねてきている」 沖縄密約文書の真相 元毎日新聞記者・西山太吉氏講演録「日刊ベリタ」
http://www.asyura2.com/0510/hihyo2/msg/133.html
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