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(回答先: 天木直人・メディアを創る ( 10/30) 米軍再編こそ政界再編の導火線だ 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 10 月 30 日 10:18:59)
それでも私は書き続ける
毎朝新聞各紙を読むことから一日が始まる生活を楽しみにしてきた私であるが、最近はそうでもなくなった。不愉快で腹立たしい記事があまりにも多いのだ。心が安らぐ記事が全くといっていいほど見つからない。
その原因はやりたい放題の小泉政治にある。無責任で自己中心的な小泉首相が統治した4年半が、日本という国を、社会を、そして日本人の意識を白蟻のように食いつぶしてしまった。その小泉政治を、政治家も、メディアも、そして何よりも国民の多くが放置し続けてきた。おかしいと感じながら口をつぐんできた。
その小泉首相が、残り少なくなってきた総理の任期を名残惜しむかのように、ますます傲慢、強権的にふるまっている。それをメディアは批判することなく報道し続ける。新聞がつまらなくなるのは当たり前だ。
このような状況のなかで「メディアを創る」を書き続けることは楽しいことではない。日々の報道に目を通し、自らの思いを毎日書き綴っていくこと自体、それなりの覚悟とエネルギーを要する。しかし本当のつらさは、無理が通って道理が引っ込む世の中にあって、文章だけで世間に訴えていく事のむなしさを日増しに実感することである。いっそ止めてしまおう、日本の政治状況など忘れてしまおう、そう思うことがしばしばある。
しかし、そのたびに私は覚悟をあらたにするのだ。それでも書き続けていこうと。それは多くの読者の為に書くだけではない。自分を鼓舞する為に書き続けるのだ。
数ある小泉首相の誤りのなかで、どうしても許せないことがある。それは戦争国家米国にここまで日本を従属させてしまったことである。そのつけは必ずまわってくる。それよりも何よりも、アラブの民をここまで殺戮続けてきたブッシュ大統領を支持する小泉首相を私は許すことは出来ないのだ。
世の中に「天罰」なるものがあるかどうか私は知らない。たぶん無いのであろう。しかし私は、不当に命を奪われたアラブの民の「怒り」と「悔しさ」は決してブッシュ大統領を許さないであろうと予感する。そしてそのブッシュ大統領とともに戦争犯罪に手を染めた小泉首相は、いつの日か自らの犯した間違いの責任を取らされることになると確信する。たとえ首相の座を離れても逃げる事はできない。
その日が来るまで、そしてその時の小泉首相の姿を見届けるまで、私は書き続けていくつもりである。
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