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「そんなことをしたら、日本中が花畑になってしまうぞ」
自民湯の久間章生総務会長が時折思い出す言葉だ。30数年前、当時の農林省で働いていた時に上司から言われたそうだ。
以下、朝日新聞より
コメが過剰気味で、減反が叫ばれていた。都道府県が達成目標を掲げる。ほとんどが、その数字を上回る実績をあげる。ミカンへの転作を呼びかけると、それも、多くの農家が着実に進める。「日本人は生真面目だな」と久間氏は感じた。
そこで久間氏は上司に提案した。「コメの代わりに生花を栽培するよう農家に奨励したらどうでしょうか。生活水準が上がれば、都市部を中心に生花の需要は増えそうですから」
その時に返って来たのが、冒頭のせりふだった。
その上司は
「日本人は怖い。いったん目標が決められたら一気に走り出す。反対を許さない体質がある。私は戦争で実感した。だから、役所は簡単に目標を示さない方が良いんだよ」
とも続けたという。
スターリンは、あの世で悔しがっているだろうな。ソ連の国民性が日本人と同じ体質であれば、5ヵ年計画もソホーズもコルホーズも大成功に終わり、ソ連の崩壊なんぞなかったろうに。苦笑。
投稿者:死ぬのはやつらだ at 16:15
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