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こんな人物が総理大臣で本当にいいのか 笑ってはいられないこの国は危機にある
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投稿者 黄昏時のパルチザン兵士 日時 2005 年 10 月 27 日 21:07:03: WCbjO5fYf.pMQ
 

正義や倫理や肝心の政策など全くないくせに権力闘争のかけ引きに陶酔しチルドレンとやらに政治家の悪徳を吹聴している小泉狂人首相


小泉純一郎が首相になってからこの国が失ったものは余りにも大きい。政治・経済・外交・内政のすべてが方向を失い漂流を続けているが、中でも政治的人材が根絶されそうなこの国はこれからどうなるのか


無理が通れば道理が引っ込むという平成元禄。
この世は闇の世相を憂慮するまともな人々の声

小泉政権になって4年半。この国の政治は本当におかしくなってしまった。
いつの時代でも、政治の裏側で権力闘争は繰り広げられてきた。角福戦争、経世会分裂、加藤の乱・・・・・・・・・・。だが、これまでは結果として表ざたになるのであって、小泉首相のように、表舞台で権力闘争ばかりにウツツを抜かしている政治家はいない。
しかも最近は、どんどん悪質になってきて、自民党新人議員たちを前に「権力闘争に賢くなれ」なんて講演して喜んでいるのだから、頭がおかしいというしかない。
とくに19日、いわゆる小泉チルドレンとやら60人に話した内容は、まさに「正体見たり」である。
「(郵政法案への反対は)倒閣運動だと早く気付けばこんなに多くの犠牲者がでないで済んでいた。政策論が最後に政局になる権力闘争の本質を見極められなかった人は本当に惜しい。後の祭りでしょうがないが、いろんな政治家の本質を見極めないといけない」
よく言うよ、ではないか。他人事のように、郵政反対議員を落選させたことを論じているが、やった張本人はアンタだろう。
「犠牲者」とか「本当に惜しい」というセリフがどうして出てくるのか。まったく冷血漢か狂人だ。
しゃべっているうちに、本人も矛盾に気付いたようで、自ら「刺客」を送り込んだことを、こう言い訳した。
「昨日の敵は今日の友。戦国時代から現代までしょっちゅうだ。よくわきまえて友情をはぐくむことだ」
何を言っているのか支離滅裂。早い話、現代政治は400年前の戦国時代の下克上の天下取りやヤクザの仁義なき抗争と同じだと説きたかったようだが、それが総理大臣の言うことか。

それが一国の総理の言うことか

「あの小泉発言があったのは、党紀委員会で造反議員への厳しい処分が出る前々日。首相としては、あっちが権力闘争を仕掛けてきたんだから、処分は自業自得だと自己弁護したくて、すすんであの話をしたようです。もともと小泉首相は、『政策よりも政争が得意だ』と公言しているように、権力闘争が大好きな人。政権に就いてからずっと、仮想敵をこしらえては、マスコミや世論を味方につけ、政敵を潰して政権を維持してきた。それが今や総選挙での大勝という形で実を結び、向かうところ敵ナシ、恐怖政治の完成だから、陶酔しちゃっているのです」(政治評論家・有馬晴海氏)
仲間内で語るならともかく、あの日の会場は新聞記者もいる「日本夢作り道場」なる自民党の研修会。夢作りどころか、ヤクザの親分の手柄話のような程度の低い話を得意がってブッているのだから、つける薬がない。
小泉首相に正義や倫理、さらには郵政以外の政策がないことは最初から分かっていた。しかし、それを恥と思わず、ついには堂々と「政治は権力闘争だ」と悪徳まで吹聴しはじめた神経。完全にイカれてしまったようだが、こんな人物が総理大臣で本当にいいのか。

政府が民営化されたら小泉首相は真っ先にクビ
権力闘争しか頭にない狂人首相の4年半で、この国は何もかもダメになってしまった。訳の分からない小泉改革とやらで、社会は一部の「勝ち組」と大多数の「負け組」に分断されただけ。その勝ち組と称されるのは、モノをつくらずマネーゲームに興じるモラルのない連中ばかりだ。
一方、負け組の庶民やフリ―タ―は「改革なくして成長なし」を信じて痛みに耐えているが、成長≠オたのはGDPではなく借金くらいなもの。小泉首相が民間企業の社長なら、売り上げ減で借金増の放漫経営を責められ、とうの昔にクビだろう。
それを棚に上げ、これから「改革の総仕上げ」を始めるそうだ。ロクに改革の成果も上がらないうちに総仕上げとは、ちゃんちゃらおかしい。株価は政権発足直前の1万3975円に戻らないし、サラリ―マンの給与は4年連続で減り続けている。
「小泉改革の間違いは手段が目的になっていることです。道路公団の民営化は、ムダな道路建設をやめることが目的なのに、民営化自体が目的になってしまった。大手銀行の不良債権半減は、グロ―バル競争に生き残るのが目的なのに、数字をクリアして終わりです。経営の透明性やユ―ザ―の利便性は向上していません。小泉首相にとって改革は政権維持の道具。魂を込めて本気で取り組んでいないから、こんなことになるのです」(同志社大教授・浜矩子氏=国際経済学)

モノ言う政治家が消された危機

首相が唯一誇る郵政民営化だって、「それがどうした」ってものだ。小泉首相は「郵政民営化で38万人の公務員が削減できる」と言っているが、彼らの人件費に税金はビタ一文使われていない。8兆3500億円の国家公務員の人件費は全く削減されないマヤカシだ。
外交も方針が定まらない。外務省は中韓との関係で「政冷経熱」の改善を言うが、首相自らが靖国参拝で壊しているのだから話にならない。北朝鮮との国交正常化交渉は暗礁に乗り上げ、常任理事国入りは世界中にカネをばら撒いてジ・エンドである。
小泉首相の悪政で、日本は何から何までグチャグチャだ。燃料切れが見えているのに、行く先もないまま漂流する小泉丸に押し込められた国民はどうなるのか。今こそ小泉首相を諌め、間違いを正す政治家が必要なのに、小泉自民党にはイエスマンしかいないから、どうしようもない。
「かつての自民党なら、首相が暴走すれば、必ずブレ―キ役が登場した。長老や派閥のボスが、政府のいかがわしい行為やおかしな政策に異議を唱えたものです。ところが、今は、政府案に賛成票を投じるだけのロボットばかり。小泉首相は政敵を次々に潰し、忠誠を尽くした政治家しか登用しないから、誰もモノを言わなくなった。わずかに小泉首相に意見していた加藤紘一元幹事長は裸同然で政治力はなく亀井静香元政調会長は党を追い出されました。自民党は自由民主主義の政党じゃなく、小泉独裁党になったのです」(政治評論家・本澤二郎氏)
小泉チルドレンのアホバカぶりを笑っている場合ではない。この国は深刻な危機にあるのだ。

日刊ゲンダイ 2005 10 27

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