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【ワシントン及川正也】普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設先をキャンプ・シュワブ(同県名護市辺野古)沿岸部とすることで決着した在日米軍再編協議で、米側が協議初日の24日、従来の辺野古沖縮小案を断念し、日本側の沿岸案に基本的に同意する意向を伝えていたことが26日明らかになった。滑走路の建設場所を特定する段階で調整が難航、決着は26日にずれ込んだが、強硬とみられた米側が当初から大幅譲歩の姿勢を見せたことで合意に向け大きく動いたという経緯だった。
日米政府当局者が26日明らかにした。それによると、日本側は交渉初日の24日、米側が難色を示す兵舎移転を最小限に抑え、沿岸部から北東の大浦湾側に突き出る案を提案。これを受け、ローレス米国防副次官は同夜、防衛庁の守屋武昌事務次官との会談で、それまで固執していた辺野古沖縮小案を断念し、日本が示した沿岸案を軸に協議を進める考えを伝えた。
ただし、ローレス副次官は、日本提案の場合、シュワブ西側に隣接する岬部分の民家の上空が飛行経路にあたるため、約200メートル南側に移動させるよう要求。しかし、防衛庁は、浅瀬に大きく突き出る形になり「サンゴ礁などに影響が出る」として拒否。決着までの丸2日間は防衛庁と米側の「200メートルをめぐる攻防」(交渉筋)に費やされたが、最終的に日本提案が通った。
毎日新聞 2005年10月27日 15時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20051027k0000e010072000c.html
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