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http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=1026&f=general_1026_001.shtml
2005/10/26(水) 12:39:41更新
中国郵政儲蓄銀行が年内にも発足する可能性が出てきた。出資者は国家郵政局、中国電信集団、中国聯通集団だとされている。預金総額1.2兆元の大型金融機関が誕生することになる。26日付で香港・財華網が伝えた。
中国の郵政改革に関して、もっとも関心を集めていたのが郵政儲蓄銀行(郵政貯蓄銀行)の設立だ。現在、中国の郵便貯金の残高総額は1.2兆元以上であり、それを引き継ぐ形であらたな大型金融機関が誕生する。
これまで中国では、「中国銀行」「中国工商銀行」「中国農業銀行」「中国建設銀行」を「国有四大銀行」あるいは「四大商業銀行」などと呼んできたが、中国郵政儲蓄銀行の登場により、中国の金融業界は「五大商業銀行体制」となる。
また、郵政改革にともない、国家郵政総局から業務のほとんどを移行する形で中国郵政集団公司が設立されるが、中国郵政儲蓄銀行の筆頭株主は中国郵政集団公司になる予定。持ち株比率は51%になる見込みだ。
中国郵政儲蓄銀行は企業向けの「ホールセール」、個人向けの「リテール」、および「中間業務」を行う予定だが、リスクを回避するため、当面はホールセールは手がけないとされる。(編集担当:如月隼人・恩田有紀)
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