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日米両政府は25日、在日米軍再編に関する外務・防衛審議官級協議を東京都内で開いた。沖縄県宜野湾市の普天間飛行場の移設先をめぐり、米側が同県名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部(兵舎地区)を活用する日本側提案に歩み寄ったが、滑走路を建設する位置などでなお隔たりがあり、シュワブ沿岸案で合意点を探る最終調整が続いた。しかし、大野功統防衛庁長官が同日夜、ローレス米国防副次官と会談したが合意できず、結論は26日に持ち越した。
米側はシュワブ沿岸部の南側沖合を埋め立てる辺野古沖縮小案を主張していたが、滑走路など空港施設の一部を沿岸部に建設する案も容認する姿勢に転じた。しかし、日本側は防衛庁が藻場やサンゴ礁の広がるシュワブ南側海域への環境配慮を理由に、滑走路をシュワブ沿岸部から北東の大浦湾側に突き出る形で建設する案を主張。米側は騒音被害や飛行ルートの制約を減らすため滑走路を陸地から南側へできるだけ離すよう求め、大浦湾側への滑走路設置には難色を示した。
日本政府内では米側提案の受け入れに前向きな外務省が「ここで決裂すれば日米同盟がおかしくなる」(幹部)と防衛庁の対応を批判。防衛庁側は「実現不可能な案に合意すれば、普天間飛行場を固定化するだけだ」(幹部)と反発し、足並みが乱れている。
毎日新聞 2005年10月26日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20051026k0000m010147000c.html
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