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10月24日―メディアを創る
参院神奈川補選に見るこの国の政治の惨状
参院神奈川補選の結果を見て、この国の政治は当分の間どうにもならない停滞に突入してしまったと思わざるを得ない。それは小泉自民党の川口候補が楽勝したからではない。投票率が32.75%の低さだったからでもない。10月24日読売新聞に政治部の小林弘平記者が次のように書いている記事を読んだ実感である。
・・・自民党の川口氏は「私はのどが弱いから街頭演説は3分以内にしたい」と県連幹部に語った。民主党の牧山氏も、演説が不慣れな為、陣営から「演説は5分以内」と決められたという・・・
なんという不真面目な選挙であったことか。いま日本はどのような候補者であっても小泉自民党の候補者であれば政治家になれるかのようである。だからこそ民主党はこの選挙に政党の存続を賭けて必死になって闘うべきだった。その気迫があれば必ず国民に伝わっていたはずだ。それを最初から勝てる候補者を擁立しなかった。そしてみすみす議席を失ってなお沈黙する。こんな野党があろうか。民主党は一日もはやく自民党に全面的に降伏し、自民党に吸収されたほうが国民の為にもわかりやすい。
共産党や社民党に厳しく迫りたい。いつまで勘違いをしているのか。何度選挙を繰り返しても大衆の支持を広げられないあなたたちこそ、自民党を助けているのだ。国民の為を思うなら潔く消滅してしまえ。心配はいらない。その後に必ず国民の幅広い支持を得る真の野党が生まれるはずだ。その時こそこの国の政治が活性化される時だ。政治的盛り上がりがこの国に生まれる時だ。
ここまで壊れた自民党、ここまで危険に日米軍事同盟に傾斜していこうとする小泉自民党に、とても国を任すわけには行かないと考えているまともな国民は多いに違いない。問題はその期待に答える真の国民的政党、平和を願う良識ある政党が、いつまでたっても現れないことだ。そのような政党をつくることのできる人物がこの国にいないことだ。
ここまで閉塞した政治状況になっているというのに、ただの一人もそういう人物が現れない現実こそ、日本という国が本質的に抱えている問題ではないのか。
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