★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK16 > 1312.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
国と地方の税財政を見直す三位一体改革に関連し、川崎厚生労働相は25日午前、厚労省で開かれた「生活保護費及び児童扶養手当に関する関係者協議会」で、生活保護費3800億円を含む計5000億円の新たな補助金削減案を地方側に正式に提案した。
地方側の谷本正憲石川県知事らは改めて、生活保護費などの補助金削減に強く反対した。
厚労相が示した補助金削減案は、24日の関係閣僚協議に提示された案と同じ内容。厚労省が当初示していた計9180億円の削減案と比べて、生活保護の生活扶助の国庫負担削減を断念するなど、地方側に一定程度歩み寄った。
しかし、地方側は依然、「単なる負担転嫁に過ぎない。生活保護などの国庫負担削減は、地方の自由度を高めることにならない」などと主張した。
これに関連し、安倍官房長官は25日午前の閣僚懇談会で、三位一体改革について「週明けにも与党と最終的に調整できるよう、(それまでに)政府の補助金改革案をまとめたい」と述べ、一両日中の決着を目指す考えを示した。また、25日午前の記者会見で、厚労省の新たな補助金削減案について「地方の声をどう生かすかということを念頭に置いて、いま少しの努力をしないといけない」と述べ、厚労省側にもう一段の譲歩を求めた。
(読売新聞) - 11月25日13時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051125-00000304-yom-pol
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK16掲示板