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谷垣・与謝野大臣:首相とのすき間風をやんわりと否定
谷垣禎一財務相と与謝野馨金融・経済財政担当相は22日の閣議後の記者会見で、小泉純一郎首相が消費税率引き上げなどをめぐる政府・与党内の食い違いに関連し、「私の意図が分からないからちょっと調子外れのことをたまに言う」と両閣僚を評したことについて、「(首相からの)アドバイスだろう」と前向き解釈を強調、首相とのすき間風をやんわりと否定した。
増税論議を積極提起している谷垣氏は「まあ、改革に向けて一生懸命やるということだろうと思いますね。特に(政府・与党内に温度差を)感じておりません」。与謝野氏は「たぶん(自民)党とよく連絡を取れということなんで、アドバイスだったろうと思っている」と語るなど、そろって好意的な見解を示し、反論はせずじまいだった。
発言元の小泉首相は22日夜、首相官邸で記者団から改めて両閣僚について尋ねられ「歌でも練習すれば調子が戻ってくる。議論していくうちにちゃんと気を合わせていけるようになる。調子外れでも何でもいいんですよ」と述べ、両閣僚は「音痴」と言わんばかりだった。
毎日新聞 2005年11月22日 21時51分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20051123k0000m010110000c.html
どっちがどっちだか!小泉翼賛内閣のひとコマでした。
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