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自民立党50年宣言
構造・行財政改革の断行日本の伝統・文化を尊重
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20051122/eve_____sei_____000.shtml
自民党立党50年記念党大会であいさつする小泉首相=22日、都内のホテルで(立浪基博撮影)
自民党は二十二日午前、党所属国会議員や党員ら約三千人が出席して、都内のホテルで「立党五十年記念党大会」を開いた。党総裁の小泉純一郎首相は演説で、「世界の変化に対応できる改革をしなければならない。これが結党五十年の節目に当たる政権政党の責務だ」と述べ、小泉構造改革の歴史的な意義を強調した。
大会では、構造改革の推進などを盛り込んだ立党五十年宣言と党独自の新憲法草案を公表。十年ぶりの改定となる新理念・綱領を採択した。
立党五十年宣言では、半世紀の歩みを「国家の安全と経済的豊かさを実現すべく、つねに主導的役割を果たしてきた」と総括したうえで、「構造改革、行財政改革、党改革などの諸改革を進めていかなければならない」と指摘した。
新理念では、「日本の伝統・文化の尊重」などの項目を追加。新綱領では、憲法改正について新たに一項目を設定し、「自主憲法制定」という結党時の原点に立ち返る姿勢を鮮明にした。
新憲法草案は、起草委員長の森喜朗前首相が説明。自衛軍の保持を明記する一方、戦争放棄条項を残し、前文も復古調を排除した。保守色をちりばめた立党五十年宣言や新理念・綱領に比べ、公明、民主両党とともに改正実現を目指す現実的な内容となっている。
立党記念日は今月十五日だったが、黒田清子さんとなった紀宮さまの結婚式と重なったため、記念大会は一週間先送りした。
■若さ 前面に 新人が読み上げ
二十二日の自民党立党五十年記念大会では、大会に合わせて全国組織化された学生部のアピールや、新人の杉村太蔵議員による立党五十年宣言の読み上げが盛り込まれるなど、新しい自民党を印象付けたい執行部の意思が際立った。
同党学生部は五月の神奈川県の会合で、首相が「若い人に自民党を分かってもらわなければいけない」と話したのをきっかけに、組織化が急進展。アピールに「学生の政治に対する意識を高める」「将来を担う人材を輩出すべく努力する」とあるように、候補者養成と支持層拡大を図る。
大会の締めくくりは、杉村氏による立党五十年宣言。旧来の同党議員とは趣が異なる杉村氏の起用で、自民党の変化を強調する狙いだ。
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