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昨日、TVのニュースは報じた。就任時に最低まで落ち込んだ株価がようやく回復、小泉首相の就任以来の高値をつけたと。多分、このニュースで一番喜んだのは、小泉と自民党であろう。あの選挙で大勝したから、景気がこんなによくなったと、胸をを張っていることだろう。これでますます、小泉首相は、我こそは、救世主なりと、勝手路線に突っ走るだろう。そして、選挙で反対した者をますます、国賊のように言い、扱うことだろう。国民もまた小泉は救世主として、崇め奉り、自らを投げ出し、這いつくばるだろう。マスコミも、学者もことごとくが身を投げ出すだろう。そして、日本は米国の基地となり、前線となる。でも、私は、この首相が主権を侵したということは決して許しはしない。景気の回復で懐具合が良くなることを、自分の大切な権利が犯されたことに代えるわけにはいかない。首相がこの事実を認め、謝罪しない限り、そして、退陣しないかぎり、このことは、終わらない。たとえは悪いが、もし、このようなことが、許されるとすれば、それは、レイプされた女性が、示談の金をつまれて、訴えを止めるようなもので。犯した者は、ますます調子に乗って好き放題をするだろう。その結果は? 今日の日本だ
日本人のもっとも嫌らしいところを表している言葉に、結果良ければ
すべて良しというのがある。外国では、始め良ければすべてよしというらしい。また、のどもと過ぎれば熱さを忘れるというのもある。戦争についての今日の風潮は、のどもと過ぎればではないだろうか。しかし、被害を受けた者は、決してそれを忘れることはないということを、日本人、特に、首相は、肝に銘じなければならない。それは、首相だからだ。首相の場合は、逆と思う。彼は、戦争で、いい思いをしたから靖国に参拝する。御礼の積りで。むしろ、国民ののども過ぎればの風潮を歓迎し、助長しているのではなかろうか。これが一番怖い。戦争の被害とトラウマ、これは、勿論、国外の中国や韓国人もそうだが、国内の日本人もそうであることを忘れるなといいたい。首相の無責任は日本の風潮をつくりだす。
従って、犯罪も増える。景気が良くなっても、この首相のもとでは、犯罪は、決して減らない。最大の理由は、この首相が、法律を平気で破るからである。まるで犯罪者のように? この親分の庇護を受けて、、犯罪者どもが、ますます犯罪に精を出す。まず、主権の侵犯について、謝罪がない限り、この国は、ますます犯罪が増える。他にも理由があるのだろうか? この首相のもとで犯罪が増える理由が。これは、警察内の裏金造りなど、警察の腐敗と検挙率の減少に跳ね返っている。一千万円の詐欺では、まるで動かない。この首相のもとでは、何故か警察は、犯罪と戦う気がまるでない。すべて、この首相の法律破りにあるといってもいいだろう。憲法の規定を破り、それを指摘されれば、法律そのものを変えようという、この遣り方は、犯罪を助長する。景気が良くなったということで、主権の侵犯は、許されるものではない。むしろ、いい気になった後が怖い。すべてが奪われる。レイプのように。また、インフレが口をあける。戦争には、ますます好都合となる。
日本の景気の悪化がここまで続いたのは、岩戸景気などいって、バブルに沸いた十年前に、日本中がいい気になって、まるで世界は我が物となるといってはしゃぎたて、日本円はドルに代わって、世界の通貨になるとまでのぼせ上がった結果である。また、それをすべて忘れて、今度は、小泉様、小泉様となり、とどまることを知らない馬鹿騒ぎが始まると思うとうんざりする。日本のこころある人達の大半は、そう思ってこのニュースを聞いたに違いない。これからの経済で一番懸念されるのは、インフレで、景気が少し良くなると、必ず物価が上がり、庶民の生活は、それほど良くはならないことを忘れてはならない。今、日本を支配している勝ち組みと称する人達は、景気が良くなればなるほど、自分の懐を肥やすことを考える。銀行などは、真っ先にそうするだろう。これまでの、損失を埋めようとして。竹中などは景気が良くなったのは、すべて自分の御蔭と喜色満面であろうが、銀行に御奉仕はするが、庶民の生活など考えるはずがない。
政治家の小泉や自民党は、この機を逃さず、憲法を改正し、主権を奪取しようとするだろう。ますます嫌な世の中になる。これをとり越し苦労という人もあろう。日本には、人を責めるにもいいことばが沢山ある。これもその一つだ。いい意味に使えば、慰めとなるが、悪い意味に使えば、人を不愉快にする。庶民というのは、気楽でのんびりしている。すこし、懐を暖めてやれば、小泉様、様となり、大事な物を放り出すと政治家は考える。私に、任せなさい悪いようにしないといって、判を押させる悪徳不動産屋のように。判を押したが最後みぐるみ剥いでほうりだす。多分、景気が良くなったこの時期に、一気に憲法を改正し、主権を奪取するに違いない。
私は、戦後の政治を警戒を怠らず見てきた。財界と自民党が結託してバブルをつくり、大儲け。その結果、外国を怒らせて、日本の景気をどん底にしたのは、バブルで気を良くし、いい気になった成り上がりものとそれを肥やしに私腹を肥やした自民党政治家。自民党が悪化させた日本の景気を小泉が良くしたことで、どうして、日本中が、小泉様、様になるか理解に苦しむ。勝手に悪くしておいて、良くしたからそれで、救世主にする、あるいはなる者の気持ちが分からない。叩かれていて、その後撫でられいい気持ちになって許す。日本はこの繰り返しで、戦争に突っ込んだということを私は忘れない。それを忘れるのは、乞食根性という。これもいい日本語だ。
私が、これほど主権にこだわるのは、主権というのは、自分の命の次ぎに大事なものであることを知っているからです。たとえ、押し付けられた憲法であっても、この主権を保証している限り、それは、わたしにとって、命の次ぎに大事なものとなっています。それは、主権のない生活がどんなにおそろしいものか、戦争のときに嫌というほど知らされたからです。主権は、人に自由と平等と命を保障するが、景気や金は、絶対に保証しない。かえってそれを奪おうとする。また、戦争に引きずりだし命を奪う。景気が少し良くなった事でいい気になっていると、すべてが奪われる。
小泉や自民党は、日本の犯罪が多いのや景気が回復しない理由にまで、主権を国民に認めすぎたからという。冗談じゃない。自民党の利権政治が続いて、汚職が蔓延し、政治不信が高まり、それが犯罪の増加を招いたのである。自民党が、これほど勝手放題に遣ったのは、すべて、国民の主権の無視によるものであって、国民の代表としての自分の身分をわきまえて国民の主権の厳粛な信託を重んずる政治を行っていたらこのような結果にならないし、小泉のような無法者も出なかったはずである。国民に、自らの主権を尊ぶ心を持たないように故意にしてきたのは、自民党である。ここまで日本を悪くし、さらに悪くし、乗っ取りをたくらんでるのは、小泉氏と自民党である。たくらみのすべてを、可能にするのが国民の主権の奪取であります。
その意味で、景気の回復は、一番怖い。国民の警戒を緩め、一気に事が運べるチャンスを与える。選挙の大勝の付けが、自分の首に突きつけらる。警戒してもみぐるみ剥がされる。主権の大切さをまるで知らない御めでたい国民を貪欲な狼がここぞとばかりに襲う。その日は、真近に迫っている。目ボケ眼の評論家、知識人よ警戒のサイレンを鳴らせといいたい。私は、主権の侵犯や犯罪を金には替えない。決して、決して。
投稿者:chaka at 06:17
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