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2005.11.17(その1) 2005年森田実政治日誌[447]
http://www.pluto.dti.ne.jp/%7Emor97512/TEST03.HTML
従米主義の道を暴走する小泉首相の危険性に、日本国民は目覚めるべきである
「世界の中の日米関係」を確認した11月16日(京都)の日米首脳会談のむなしさと悲惨――小泉首相の米国依存、米国一辺倒体質が露呈された
隷従はあくまで人間を卑しくする。人間がこの境遇を好きになるまで」(ヴォーヴナルグ)
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日米首脳会談が終了した直後の共同記者会見で小泉首相は、興奮しながらこう叫んだ。
「日米関係が良ければ良いほど、中国、韓国、アジア諸国をはじめ世界各国と良好な関係を築ける。これが基本的な私の考え方だ」。
「日米関係をほどほどにしてマイナスが出たら他の国との友好関係の強化によって補ったらよいとの考えが日本にあるが、私はそういう考えはまったくとっていない」。
小泉首相は日米関係さえ良ければ、中国も韓国もアジア諸国も日本を尊重するというのである。とんでもないねじ曲がった考えである。小泉首相には日本がアジア諸国からどう見られているのかわかっていないようである。アジア諸国は日本を米国の従属国だと見ている。こう見ている国々の指導者にとっては、小泉首相の主張は、日本がアメリカの忠実な従属国になれば、アジア諸国は日本を尊重すると言っているに等しい。日本が米国政府の支配下におかれていれば、日本は他国から尊重される、という考えは、ゆがんでいる。
小泉首相の今回の記者会見での日米同盟の強調は、日本が「米国圏の一地域」として生きたいとの小泉首相の考えを示したものである。小泉首相には独立国として生きていく意思が欠けているのだ。自民党と公明党はこの小泉首相を独裁者にしてしまった。大新聞とテレビはこの小泉首相を英雄視し、追従している。民主党も同類だ。日本が米国圏の一地域として永遠に生きていくという考えは、異常である。われわれの子孫に植民地日本を残してはいけないのだ。
自民、公明、民主、大マスコミ、経済界の指導者が、自主独立の精神を失ってしまっている。驚くべき頽廃であり、堕落である。
また、小泉首相はブッシュ大統領に米軍再編への協力を約束した。小泉首相は「平和と安全という恩恵を受けるためには、しかるべき代価を払わないといけない」と述べ、異議を唱える地元を説得する考えを示したが、これなど、まったくサカサマである。首相は日本国民の利益のために米国と交渉すべきであるのに、米国の利益のために日本国民に我慢を迫っている。逆ではないか。小泉首相にとって「米国第一・日本国民第二」なのか。小泉首相は日本国民の首相ではないのか。
この小泉首相をマスコミが支持しつづけている。猛反省せよ! マスコミ。
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