★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK16 > 102.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
2005年10月22日17時45分
日本経団連の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)ら財界首脳が9月30日、北京を訪問し、胡錦涛(フー・チンタオ)国家主席らと極秘に会談していたことが分かった。複数の日中関係筋が明らかにした。日中経済関係について幅広く意見交換したという。小泉首相の靖国神社参拝問題についても話があった可能性が高い。ただ、経団連は「一切ノーコメント」としており、中国の最高首脳との会談が公表されないのは極めて異例だ。
奥田会長は9月下旬、毎年恒例の日中経済協会訪中団のトップとして中国を訪れ、26日に北京で温家宝(ウェン・チアパオ)首相らと会談したばかり。いったん帰国して、再び北京を訪れた。
この間の27日、東京で経済財政諮問会議の前に小泉首相に10分間面会。温首相との会談について報告し、日中関係について意見交換したという。
胡主席との会談には、経団連副会長の三村明夫・新日本製鉄社長、宮原賢次・住友商事会長らも同席した模様だ。会談では、中国の次期5カ年計画への協力など日中経済関係について話し合ったという。靖国問題など日中間の懸案についても触れられたとみられる。
小泉首相は今月17日に靖国神社に参拝。2日後の19日、奥田会長は金沢市内での北陸の経済団体との懇談会で、「小泉首相の靖国参拝は日中間の政治関係に問題を投げかけているが、経済には大きな変化はみられない。今のところは大丈夫だと思う」と述べ、日中経済関係の先行きに楽観的な見通しを示した。
一方、中国の温首相は9月26日の奥田会長らとの会談で、環境問題などでの日中協力に言及。日本側の歴史認識への強い非難を繰り返した昨年とは異なり、会談の雰囲気は穏やかだったという。
http://www.asahi.com/business/update/1022/027.html
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK16掲示板