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官邸主導で?杉村・小池ペア誕生
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2005/11/14/02.html
自民党新人の杉村太蔵衆院議員が13日、東京・有明のテニスの森公園で開幕した「ニッケ全日本選手権」のイベントに出場し、テニスの腕前を披露した。国体で優勝経験もあるだけに、ハッスルプレーを連発。ただ、小泉純一郎首相の秘書官・飯島勲氏が観戦に訪れて小池百合子環境相とのペアを“ごり押し”するなど、官邸主導の「演出」も垣間見えた。
飯島氏の“鶴の一声”だった。「小池・杉村ペアが見られない?それを見に来たのにな〜」この約5分後。取材陣約100人が見守るコートには、当初予定がなかった26歳小泉チルドレンと53歳女性刺客という、話題性たっぷりのペアが唐突に誕生した。
このイベントは全日本テニス選手権のエキシビションで、過去の大会優勝者とゲストがダブルスを楽しむもの。当初、杉村氏は、初出場した小池氏が「体力に自信がない」との理由で口説いた“代打”要員だった。2人がペアを組んで試合をする予定はなかった。大会関係者は「飯島氏に言われて実現したわけではない。コートに空きがあったので、皆さんの要望にお応えした」と苦しい釈明。観客にはサプライズだったが、一方で官邸主導の演出であることを象徴した一幕だ。
杉村氏にとって政界入り後初のプレー。華麗なスマッシュや強烈なボレーなどハツラツとした姿を見せた。「大臣ドンマイ」「大臣もう少し前です」と、1年生議員が議員歴13年半の閣僚をリード。札幌市立藻岩高校時代、北海道代表として97年大阪国体・少年団体の部で優勝した実力を存分に発揮した。
ただ、小池氏が試合後に述べた「政策面でもいいショットを」という“スマッシュ”が効いたのか、コートを離れると別人に。次の試合で小池氏の“代打”を頼まれても「疲れた。騒がれたくないからもう出ない」とグズり、小池氏の説得でコートに渋々出た。試合後、テニスの感想を聞かれても「帰って政策の勉強を一生懸命やります」とポツリ。
イベント後の記者会見では「広告塔として駆り出されることに違和感はないか?」との質問に「自民党の社員…いや党員として光栄」と大ボケ発言。「政治とテニスの共通点は?」との質問には、小池氏が「フェアプレー精神やスピード感」と力説したのに対し、杉村氏は「あまり関係がない」と笑いを誘った。これには小池氏の顔が一瞬硬直し「(杉村氏は)関係ないというが、ルールを守る点などはやはり共通している」とピシャリ。杉村氏は苦笑いするしかなかった。
[ 2005年11月14日付 紙面記事 ]
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