★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK15 > 987.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1452182/detail
自民党の“お騒がせルーキー”杉村太蔵議員(26)が21日、突如、仙台入りし、生涯初の応援演説を行った。初体験に緊張するどころか、温かい声援に「仙台最高! アイ・ラブ・ジャパン!」とタイゾー節をさく裂させた。聴衆からは「未来の総理だ」と声を掛けられ、本人も「いずれ7500万円払ってもいい男になる!」とやる気満々。最後は自ら手配した“普通”の新幹線指定席に乗り込み、意気揚々と帰京した。
「おばんでございまーす。自民党の杉村タイゾーでございま〜す」。午後7時45分。ハイテンションな自己紹介から“タイゾー劇場”の幕が開いた。「いやらしい話、実は初めてなんですよ。26歳の普通のヒラリーマンが応援なんてするわけない」と告白すると、約100人超満員の演説会場は笑いに包まれた。
自民党の武部勤幹事長に「頑張って来いよ」と背中を押されて実現した宮城県議補選でのサプライズ応援。“保護者”のお墨付きを得て、気合満点の太蔵氏は「(午前)5時に起きて、6時4分の(始発の)新幹線で8時1分に仙台に着きまして。それからずーっと声を張り上げてました」とテンション高すぎ。
この日、仙台に到着後、駅前で握手作戦を行うと、女子高生らにもみくちゃにされた。初めて訪れた地で受けた温かい歓迎に「愛を感じました。僕も日本を愛しています」としみじみと語ると、「アイ・ラブ・ジャパンですよ!」と意味不明の英語で気勢を上げた。
演説中、一連の奔放発言で党執行部から、きつ〜いおきゅうをすえられたことを明かしつつも「(自分は)時給800円でも高いと言われていますが、先行投資だと思ってください。いずれ7500万円払ってもいい男になってみせますから」と大きな目をキラリ。有り余るほどの熱意に、聴衆も「元気で明るくてよかった」「まだ子供っぽいけど、いずれ大物になるかも」と大きな拍手。のりのりの太蔵氏は最後に「イェーイ」とバンザイポーズで応え、初の大舞台を締めくくった。
“自称・教育係”の大仁田厚参院議員からは「先輩に対して、あいさつができていない」と再三、指摘を受けた太蔵氏だが、この日は党関係者を見つけると、自ら進んで名刺を渡し、しっかりあいさつ。高校時代、国体テニス優勝の実績もあるスポーツマンらしい姿に「礼儀正しい好青年じゃないか」と声が上がると、続けて「日本一有名な衆院議員」「未来の総理大臣だ」と地元の党関係者から過剰なほどの絶賛の声が相次いだ。
杜の都を満喫した太蔵氏は「仙台最高! また来ます」と言い残すと、当選直後に「国会議員はグリーン車乗り放題ですよ」と放言して、ひんしゅくを買ったのも過去の話。みずから手配した新幹線の普通指定席に乗り込むと、車両通路に立って、ホームの支援者が見えなくなるまで手を振っていた。(山崎 智)
◆武部幹事長 太蔵氏べた褒め
「小泉チルドレンが座る座席はチャイルドシートだ」―。21日、民主党の野田佳彦国対委員長が記者会見で、自民党新人議員に手厳しい批判を浴びせる一方で、武部幹事長が「チルドレン」にエールを送る一幕があった。
野田氏はまず、片山さつき氏をやり玉に挙げ「テレビ報道番組で、前原誠司代表を指して『こいつ』(と片山氏が言った)。社会人としての常識に欠ける。タカビー(高飛車)でごう慢という正体見たりだ」と痛烈批判。さらにトークショー出演のため本会議をすっぽかした藤野真紀子氏や、「料亭に行ってみたい」発言などで物議を醸した杉村太蔵氏を名指しし「自民党の新人にはまだしつけが足りない」とこき下ろした。
これに対し、武部氏は記者会見で、杉村氏を「全国区で立候補したら1位になるぐらい国民的な人気が高い」と持ち上げ、「彼は『自分は公募で候補になったから秘書は公募で選んでいいか』と言っている。予期しないアイデアが頻発している。杉村君に期待する」とべた褒めだった。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK15掲示板