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(回答先: 【幻の東映映画】 実録・共産党(反米嫌日戦線) 投稿者 天空橋救国戦線 日時 2005 年 10 月 21 日 07:38:37)
渡辺政之輔の思い出を書いたものは、下にあげたもののほかいろいろあるが、いずれも渡辺政之輔の母を「渡政(わたまさ)のおっかさん」と呼んで皆に親しまれていたと、書いている。袴田里見などは、「わたしは、渡政のお母さんのことを考えるたびに、ゴーリキーの「母」を思い出します。そして、ソ連で勉強していたときに見た映画、ゴーリキーの「母」が目に浮かんできます」とその想い出に書いている。
ゴーリキーの「母」もボリシェビキの息子を献身的に助ける、すごい「おっかさん」だ。渡辺政之輔が主人公の映画なら、この「おっかさん」の存在は欠かせない。さて演じるとすれば誰かなぁ。
【参考】
「丹野セツ―革命運動に生きる(山代巴・牧瀬菊枝編 勁草書房)」
「革命と青春―日本共産党員の群像(山岸一章 新日本出版社)」
「党とともに歩んで(袴田里見 新日本出版社)」
この「おっかさん」は息子の死後、「赤色救援会(モップル)」の常任活動家のような仕事に就き、治安維持法で投獄されている人たちの救援や面会などに、文字どおり奔走した。
ついでながら、島崎藤村が小説「新生」で告白した姪との近親相姦事件。その姪である島崎こま子も、この「救援会」で一時期活動したことがある。これこそほんとの蛇足だけれど。以上。
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