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阿修羅でのみ人気爆発の民主党良識派・寺田学氏のサイトより。
http://www.manabu.jp/diary/index.php?20051019
2005/10/19(水)
「NHK問題」
明後日、総務委員会においてNHKに対する質疑を行うこととなった。
質問にたつ身として、様々な資料をかき集めて吟味しているが、
委員会にて議論を重ねたい課題が山のように出てくる。
質問の骨子として、
「そもそも公共放送とは」という本質問題から、
「受信料の性格」に幅を広げ、
「NHKの子会社膨張問題」などの追及ネタまでを範囲と考えている。
しかし、
私に与えられた質問時間はたった20分。
例の如く、NHK質疑はNHKにて放送されるので質問者が殺到している為だ。
私としては、テレビに映らなくていいので、
一時間ぐらい質問をしたいと思うほど、問題は山積していると考えているのだが。
「受信料の性格」と記すと、どうも堅苦しく感じるが、
身近な疑問から手繰り寄せると分かりやすい。
そもそも、受信料はなぜ払わないといけないのか。
それは、放送法によって規定されているからである。
それでは、すべての人が払わなければならないのか、
それは、テレビをもっている者である。
ここまでは確立した認識である。
しかし、PCや携帯によってテレビを持ち歩く時代になってきている。
それらのテレビ機能が付随的に備わっている機器を持っているものは、
受信料を払わなくてはならないのか。
放送法の定める払い込み義務者(そもそも人単位なのか機器単位なのかも曖昧)の
要件が時代変化によって激変している。
曖昧なまま残してきた「受信料の性格」をはっきりさせるべきではないだろうか。
また、在日米軍も受信料を払っていないらしい(確定的な情報ではないが)。
「お金がないから」という理由で払わない方も結構な数にのぼる。
昭和30年代に出された法解釈では、
受信料は「NHKを支えるため」のお金だそうだ。
素直に頷けないのは私だけではないはず。
同じく公共放送のイギリスBBCは、国民からの信頼も厚く、
今の受信料(日本とほぼ同額)の倍額を払ってでも受信したい人が半数を超える。
日本とイギリスの公共放送の違いはどこか。
NHKの不祥事も続き、
また、子会社への天下り問題もクローズアップされてきた昨今、
受信料を払う価値のある組織で、
受信料を払う価値のある放送内容を
受信料を払うべき人による受信料によって放送するNHKを目指さなければならない。
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