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Re: ソ連抑留当局は日本軍の将校と下士官・兵士の分裂を巧みに誘った。
http://www.asyura2.com/0510/senkyo15/msg/907.html
投稿者 gataro 日時 2005 年 10 月 20 日 19:13:34: KbIx4LOvH6Ccw
 

(回答先: ドイツ総選挙結果と日本9・11総選挙結果の違い。 これを見て、ソ連でのドイツ兵捕虜達と日本兵抑留者の比較話を想い出した。 投稿者 新世紀人 日時 2005 年 10 月 20 日 14:33:49)

新世紀人さんの投稿を読ませていただきながら、戦中、戦後の混乱期に瀬島龍三がいかに行動したかを追求したレポート・「沈黙のファイル」(共同通信社社会部/共同通信社)を思い出した。

新潮社刊のこの書のなかで、 ソ連抑留当局が日本人抑留者の中に「民主化」運動を持ち込み、日本軍内に内包されていた将校・兵卒間の大きな矛盾を導き出し、両者を巧みに離間させたことが描かれている。

もともと絶対主義天皇制下の軍隊で、将校が無力な兵士たちに絶対権力をふるっていたわけだから、軍隊組織の解体はあっという間のことだった。抑留当局の受け売りながら、兵士たちの将校たちへの「民主化」要求は熾烈を極めたもので、あっけなく軍隊という旧秩序は瓦解した。

満州事変を演出した関東軍参謀・板垣征四郎の子息、板垣某は、「民主化」運動の渦中で旧悪の自己批判を迫られ、もろくも転向。天皇制と参謀であった自身の父親を批判したが、日本帰国後は豹変とはこのことかという早技で再転向し、自由党(自民党かも)の議員となった。

ドイツ軍に比べ旧日本軍の体たらくぶりは、われわれから見ても恥ずかしいものだった。

以上、蛇足でした。

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