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(回答先: 「辛口時評」苦々しき靖国参拝の政治的「右往左往」 投稿者 木村愛二 日時 2005 年 10 月 20 日 08:18:21)
この著書の副題は「外道の統率と人間の条件」である。「人間の条件」の分野に、鈴木寛次の体験記「虚しき挽歌-特攻、この不条理の記録」からの引用と論評がある。以下に引用する;
「文字通りの奇跡的出来事により鈴木は一人生き残る。鈴木らの搭乗していた「銀河」は---アメリカ側の資料による--グラマン戦闘機に撃墜されたのである。漂流していた鈴木はアメリカの駆逐艦に救出されていた。だが、この事実に関しては、、鈴木はなぜか書いていない。------中略---------------特攻志願からのあの長い特攻 待機 を経て、生と死の狭間の中で苦しみもだえながら目的を達した自分に対する勝利を鈴木は敵に対する勝利以上に感じていたに違いない。この瞬間の彼は、紛れもなく偉大な人間であったと同時に偉大な戦士であった。(投稿者の注記;以下は鈴木の体験記より)「数分前の一対十五の空中戦に比べ、刻々と拡大してくる空母の横腹を見て気持ちはむしろ気楽になっていた。また嬉しくもあった。この嬉しさは訓練の成果が実る誇りでもあったのだろう。空母との距離が更に縮まったとき、花火のような弾幕も、死の恐怖も、使命も、もうその意味の判別は、つかなかった。陶然として意識が消えていくなかに、空母の土手腹に赤く灼けた鋼鉄の部分がただ印象的に見えた」」
コメ;英霊化や参拝などは、責任者にして統率者らの責任隠し・逃れにすぎぬ。
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